世界的な広がりを見せる中で、不安感が高い状態にあって適切な判断は難しいところであるが、多くの人が縮こまっている状態にあると思う。
東海道新幹線には、いつ乗ってもガラガラで、ホームにも人は少ない。笑い話だが、都会にいても人が近くにいなくて、人との接触リスクが低くなっていると思えてしまう。そして、手洗いをみんながするようになって習慣化すれば、それが何よりの対策かもしれない。
さて、検査について専門家の先生と話をする機会があったから精度を聞いてみた。結論としては、三割は間違えるというもので、陰性でも陽性に出たり、陽性でも陰性になるという。検査をなぜしないのかと議論しているが、三割も正確ではないのであれば、受けてもあまり意味はない。医者の先生曰く、「普通のウイルス対策をしてください。手洗いが最良。きちんと寝て免疫力を高めておくこと。」ということでした。
ベルギーでも、学校と店の閉鎖が決定されました。アメリカもこれまでの楽観ムードから、一気にシリアスムードになり、世界経済レベルで景気後退に向かっています。リーマンショック時と同等の影響が出るのでしょうが、その時は世界的に金融緩和による低金利政策が取られることで(日本だけは金融引き締めをやってさらに景気悪化を進めていたが)、各国は経済立て直しを図ったが、今回は同じ政策が取れない。すでに各国が金融緩和によって低金利政策を行っており、更なる低金利の促進ができないから。EUは、参加加盟国が国の持つ巨大な権限である紙幣発行権を放棄することで成り立っているが、この権限を持たないことの弱みはこのような事態の時に顕著に現れることとなる。
さて、見える課題はこのウイルス騒ぎがいつどのように収束するかであるが、表に見えないもう一つの大きな課題は、ロシア、サウジアラビア、アメリカにある。これから二週間はまだまだ新型コロナ収束に向けての反転はしないであろうが、一ヶ月後ぐらいに方向性が見えているのではないかなとも期待している。その他にいま表に見えてないもう一つの課題が動き出していないことを祈りつつ注視してる。近視眼的に多くがどうしてもみてしまう中で特に専門家は専門領域だけで考えてしまうが、より多くの領域を総合的に見つつ、またそれぞれの影響や関係性までを視野に入れて分析して仮説を立てるなら、いくつもの可能性とシナリオが見えてくる。
昨日、ある議員が駅前で演説らしきことをしていた。皆さんの生活のためにある建設物を建てることを強く推進し、それの実現が進むことになったとの成果報告を誇らしげにしていた。私の住んでいる場所ではないが、はっきり言えばそれこそ税金の無駄だなと。こんな野党議員を当選させて、税金を無駄にさせていれば、周りより生活が良くならないのは当たり前だなと。
先月コメントとして書いたが、前例のない中でのリーダーシップは理解されづらいし、野党は難癖レベルの嫌がられせをしている。それにマスコミも乗っかる馬鹿なコメントをしている。「全ての国民が納得する政策を出すべし」とか、有り得ない想定を基にしたコメントである。
蓮舫議員のコメントは、この10年全く意味のないヒステリーとしか聞こえない。安倍首相が良いのではなく(今でも悪くはない)、それ以上に野党がダメ過ぎる。支持率がコロナで変化したというが、不安感から既存政党にマイナスになるだけで、野党の頑張りでもなんでもない。