国際緊張の高まりと地球温暖化が重なる中、エネルギー安全保障の重要性が増しています。
注目すべきは原子力発電の正当な評価です。さすがに以前みたいな原発=放射能=危険みたいな風潮は薄まってきたようです。最近は最大限活用すると。
建て替えを認めたり、次世代革新炉の速やかな導入も可能にする措置も。
只、地元知事の同意のない所は待機状態が続いています。
輸入天然ガスの火力発電は電気代の値上がりによる産業競争力の低下と景気低迷を招いています。
エネルギーと表裏一体の地球温暖化について、パリ協定では各加盟国が5年ごとに温室効果ガスの削減の更新目標を提出することになっています。その期限が2月に迫っています。
その達成には、政府による原発の再稼働促進と新増設への即刻対応が不可欠です。
太陽光や風力発電は安定性に欠ける上、ソーラーパネルによる山林生態系の破壊は深刻です。基幹電源には長期連続運転が求められます。それに応えられるのは原子力をおいて他はありません。
(産経、主張参照)