景虎

DUFOUR 325

Eureka出港

2010-10-19 14:32:24 | Weblog

Eureka出港の景虎   Photo By Di

ブログが飛んでしまって恐縮ですが一読下さい

9日、昨夜から西風が30Kt~40Ktは吹いておりAstoriaでの非難入港は大正解。
そいて朝から雨、10日は明日からの出港に備えて食糧買い出し、メインセールスライダーストッパーのビス購入、昼食はfish&tipで簡単に済ますが油が当たったのか胃が重い。

少し時間が有ったので船の博物館見学。
此処Astoriaの河口は海が荒れると海難事故が多い所らしく小型船含め2000隻、700名の人命が無くなっているとの事。
確かに河口入口の北は遠浅になっていて普通の日よりでも水しぶきが煙の様に上がっており、南側は自然に出来た3km程の堤防の先が海中に迄伸びて浅瀬を作っている。
コロンビア川の満ち引きに合わせて最大4Ktの流れがある。

夕食はBenさんのスパゲティー、その後サマーソルト中川さんと3人でヨット談義PARTⅡ。

11日、約束の9時にカスタムが来ない。
電話をすると11時なるとの事。
連れ潮で出港出来る筈が逆潮のなってしまいイライラするがBenさんは冷静。

当初、201マイル南のCoosBayに向かう予定で有ったが出港が遅れた為、296マイル南のCrescentに変更。

11日夜は地元気象、馬場さんの気象予報どちらも外れて4m程の南風。
でも楽な方に外れて良かった。

オケラネットの本間さんから連絡で、カナダのコルテス島在住のYoriさんからメールを頂きました。
何年か前の舵誌に掲載されていたハーモニーのオーナーで、カナダ通過のヨットは殆どがお世話になっているとの事。

米国西海岸の気象チャネル情報、入港注意事項、SF,LAでお世話してくれる方々等 貴重な情報メールでした。

そして景虎の近くに居る日本艇情報です。

Foxglove  浅沼さんご夫婦 (ロスアンジェルス)
Clear Water 原谷さんご一家 (バンクーバー)
Gaku,(岳) 三好さんご夫婦 (ビクトリアに向け南下中)
Ann Lucia,  近藤さん夫婦、 (11日頃 SF入港)

どこかでミーティング出来たら良いな~。

Eureka

2010-10-16 06:54:07 | Weblog

National Weather Serviceで気象情報を聞くBenさん


ペリカンの魚取ダイビングは見ていて面白い!


Eureka入口の写真 恐ろしい!


11日、12:00 サマーソルト中川さんに見送られて Astoia出港、当初はCrescend目指したが入港が夜間になり更に64マイル南のEurekaに14日8:00入港。

カスタムが来る11時迄待たされたが天気が良く、船内の換気、湿気ったトラウザー干しには丁度良い。
何と此処でも先週、日本艇が来たとの事。
聞けばアンルシア(舵誌8月号で紹介)の御夫妻である。

先週は北米国西海岸は荒れていて心配していたが此処に避難してとは知りませんでした。
NeabayからEureka迄、約474マイルたまたま立ち寄った二か所の港で日本人艇に出会うとは凄い偶然だと思う。

Eurekaは材木の街、漁業の町である。
自然も豊かでは無いし、都会でも無い。
ダウンタウンは整備され人は優しい感じの町である。

Benさんがいつも気象情報を取っているNational Weather Service(米国気象庁)の出先があり早速15日からのSF行き気象情報を聞きに行く。
3台の大型パネルパソコン使って親切に気象解説してくれ無料でプリントしてくれ、実に親切。  日本の気象庁はどうであろうか?

夕食は4日振りの外食、マリーナのレストランで牡蠣バターフライ、ハリバットのソティー&白ワインで至福の時でした。

Eugene

2010-10-11 06:42:49 | Weblog

Browm SyilleSaloin Bar Grill横に停車の車
Terwillger Hot Spring

8日、車で2時間位南下したEugeneに移動。
此処はナイキの発祥地であり、映画「スタンバイ・ミー」のロケ隊が滞在した街でもある。
撮影場所の橋を渡りながら昼食は基君が勧めてくれたBrowm SyilleSaloin Bar Grillで
ハンバーガーを食べる。 $6で山盛り、しかも美味しい。

此処から更に1時間位北上したTerwillger Hot Springに行く。
米国では珍しい露天温泉である。

大きなロックダムを越えて山の中腹にあったが車は15台位駐車していた。
$5支払って温泉に行くと既に20人位、先客が居た。

若いカップル、家族連れ、老夫婦等色々で有ったが驚いた事に素っ裸の人達が7割位居て、目のやり場に困る。

湯だまりは3段になっていて、湯温、水量、水質も日本人には丁度良い。

4時頃切り上げてOregon大学近くのモーテルに宿泊。
夕食はタイ料理。海鮮がフンダンに入っていて此処も美味しかった。

9日、キャノン岬で昼食をとり4時頃景虎に戻る。
BJ,クロちゃんは此処でお別れして帰国する。
代わって同じマリーナに停泊中のサマーソルト中川さんと三人で味噌煮込み夕食。
ヨット談義で盛り上がる。

BJ,クロちゃん本当にお世話になり有難う御座いました。
自分では絶対行く事が出来ないPortTwnsend,Eugene,温泉、等連れて行って貰い感謝です!!!
Benさんのお陰でAstoriaに入港する事が出来ました。!!
考えてみれば悪天候のお陰で上記かあんこう出来ました。
悪天候に乾杯!

Port Land

2010-10-09 15:14:27 | Weblog
ブランデーの中の洋梨を育てている写真

6日、クロちゃんとBJがサンクスギブンデーの休暇を利用してAstoriaの景虎に訪ねてくれる。
当日は景虎泊、7日にPortLand迄、乗せて貰い、遅めの昼食を回転すしで食べる。
ネタが良いのか中々美味で安い。

その後はBenさんと市内観光。

此処のダウンタウンは電車、バスは無料なのでとても、便利。
街の大きさはVancouverのDownTownと同じ位で15分も歩けば横断出来てしまう。
中華街も散策したが街に活気が無く少し危ない感じ。
でも世界中のどこにでも中華街がるのには驚かされる。
やがて中国は世界を制覇する国になるのでは、、、

全米一位の売り場面積を誇る本屋にも行ってみたが、ヨット関係の本だけでも縦3m、横5m位の棚が5本位あり英語が読めなのが残念であったが写真集を$18で購入。

夕食は魚料理で蟹コロッケ風と海鮮料理をBenさんとシェアー、とても美味しかった。

ユースホステルは4人相部屋で$123、安い。
キッチンも付いていて若い人が多いが、中には年配者もいる。

7日、に「地球の歩き方」に紹介されていた、此処の名物、洋梨を瓶の中で育ててブランデーを入れたおお酒($85)を購入。
アルコール度数は80°らしいが試飲をしてみるとウオッカ見たいにツンと来なくて飲みやすい。

Astoria

2010-10-08 16:29:27 | Weblog

コロンビア川に架かる全長2Kmは有りそうな長い橋を航行する日本の貨物船

Astoria入口のブイで昼寝するとど?

6日、NaehBayから159マイルのAstoria目指す。
風は北西で14Kt程、理想的な気象で出港した。
今回はBenさん、初オーバーナイト・セーリングでかなり気合いが入っていたがファンデ・フカ出口の大きなうねりに少し船酔い気味、夕食は要らないと言う。
3時間ワッチで10時から開始する。
星がとても綺麗であったが気温は夜中にどんどん下がり寒い。

昼はケルプの塊を避けながら航海しているが夜は全く見えず運任せである。
18時間余りの沿海航海で12時半にAstoriaの出入り口のブイに付くが此処からAstoria港迄、2時間半位程コロンビア川を遡上する。
逆潮で3Kt~4Ktしかスピードが上がらず着いた時はマリーナオフィスもカスタムも不在Benさんの初オーバーナイトを記念してレストランで夕食。
目の前のコロンビア川をTOKYO Marinの日本の貨物船が遡上していく。

此処から上流、80マイルに州都? PortRandがありとても綺麗な港街で行って見たいが往復2日は掛る為断念。

Astoriaは世界就航Yachtにとっては緊急避難港。
(恐らく日本のヨットが立ち寄る事は滅多にないであろう!)

翌日7日、PortPolceに出向き入港出港手続きと$37支払いを済ませる。
週末迄天気が荒れる為、カナダの漁船が続々緊急避難して来て1時間程待たされる。

此処でサマーソルト(WVSSの以前のスクール艇)ダイさんと遭遇、挨拶を交わす。

Neah Bay

2010-10-08 03:06:11 | Weblog
ポンツーンで昼寝するシーライオン

4日AM8時PortAngelse出港、16時にNeahBay入
Juan de Fuca の出入り口にあるこの港はインデイアン・リザベーションで原住民は漁期や生活面で優遇されています。
シーズンオフのこの時期はプレジャーボートは景虎のみでは後は全て漁船です。

燃料補給、セール穴補修、デインギー格納等していたら街散策時間は無くなり、船内でカレー夕食。
シャワーに行ったついでにダメもとでネット繋ぐとWifiが繋がるので寒空の中、事務所前でブログアップしていると、9時過ぎから遠巻きに吠えていた犬が二匹徐々に近づき威嚇の吠え声に変わって来たので、危険を感じ船内戻る。

いよいよ明日から北米太平洋南下であるが天気予報は芳しく無く、7日から荒れるとの事でCoosBay行きを急遽Astoraに変更して出港する。

Port Angeles 2日目

2010-10-05 14:06:44 | Weblog
Port Angelesのイミグレ

Swan( Dave & Rhonda )に招待されて

昨日出来なかったMarinaの支払い(2泊$58)も済ませ、ダウンタウンに洗濯とCoosBay迄の食糧買い出しに行く。
心配した買い出し荷物運びはスーパーの大型台車でマリーナに運んだ為、楽賃でした。
(マリーナに台車を置く所があった。)

朝方、Swan(パシフィック・シー・クラフト34)のDave & Rhonda からお誘いを受け4時に伺う。
良く整備され綺麗な船である。
実は新艇をオーダーしたがパシフィック・シー・クラフトが倒産してしまった為、支払ったお金は戻らなかったとの事。


Benさんのトークで盛り上がるが私は半分位しか分からないが、荒天帆走や船の特徴について色々アドバイスを受けている
様である。

彼らのホームポートはサンディエゴで南太平洋、マーシャル諸島を回って此れから1年掛けてカナダをクルージングする
予定だと言う。

色々聞きたい事が有ったがスムーズに単語が出て来なくてもっぱら聞き役。
後でBenさんに確認すると、多分こんな事を話していたのだろうと言う感は6割位当たっている。
少しは耳が慣れてきたのだろうか?

同じ長距離航海者としてお互い親近感があるのが分かって嬉しい。

Port Angeles

2010-10-04 03:38:09 | Weblog
Port Angelesにいたヘリコプター搭載船

1日、8:00 Port Twnsend 出港
湾出入り口の逆潮で艇速は2ノットしか出ない。
岸べたを走り1時間掛けて湾口の逆潮流を抜け出す。

今日も一日、逆風逆潮では有ったがモータリングで15時半、Port Angeles入港。
Benさんが電話でPort Policeを呼ぶが日本船籍船には発行されないクルージングライセンスを見せろと言う。
Friday Hoborでもそうで有ったらしいが、日本船籍船にはクルージングライセンスが発行されない事をPort Policeが知らない。
(日本以外の船はクルージングライセンスが発行され、米国のどこの港に入港出来るが、日本船籍船は入港の度に入国手続きをせねばならない。)

Port Policeが知らないからと言ってこの手続きをしないと次の入港先で拒否される事があると言う。

正月に一時帰国する積りであるが私はB2ビザ入国しているので、サンフランシスコ空港での出国時に「I-94」と言う書類を提出し、再度入国時に「I-94」書類を
貰わないとB2ビザ入国期限、6か月オーバーになる危険があり私にとっては頭の痛い英会話課題である。

インターネット繋ぎにPort Angelesの街に行くがビクトリアとの定期船もあり大きな港街でもある割に人も少なく、商店の展示品もPort Twnsend に比べるとレベルが低く寂れた感じがする。街に活気が無いのである。

マリーナからも1.5マイル離れていて買い物にも不便な街である。
でもこの先のNeahBayはもっと田舎町なのでサンフランシスコ迄の食糧調達はここでせねばならず荷物運びが大変そう。


Port Townsend

2010-10-03 10:29:47 | Weblog
そば屋のご主人(日本人女性)kaori ハルさんと3ショット

29日、8:30 Friday Habor 出港。
今日は風も潮も逆でSan Juan IS.の出入口は逆潮で低速3.5ノット程しか出ない。
ここではクジラ、アザラシ、トド、等大型の哺乳類を見る事が出来たが残念ながら写真には収める事は出来無かった。

深さは40m~50mはあるが洗濯機の様な渦潮である。

風は弱いが真上りで全てモータリングで15:30分にPort Townsendに到着。
事前電話でイミグレも無くBenさんはWEST MARINに靴を買いに、私もベルト購入。

その足でダウンタウンに向かう。
折よく来たバスに乗り込み1区間乗車、乗車賃は運転手が今日最後なので、タダで良いとの事。
日本では考えられ無い。

小さな繁華街ではあるがカナダとは明らかに違うアメリカらしい家、車、街並みである。

散歩中に見かけたそば屋の看板に惹かれて入るがメニューに蕎麦は無く、天ぷら、焼きそば、ラーメン等 単なる日本食店ではあるが中々の賑わいである。

日本からYachtで来たと言ったら、その場の客の中に世界を回った人がいるとの事。
さすが海の街である。

田舎ではあるが金銭的に裕福な人が多いらしい。

Friday Habor

2010-10-02 09:10:58 | Weblog
Friday Habor

30日、14:00 Friday Habor 米国初入国。
日本が外国船籍船に対して厳しい法を課しているので報復として日本船籍は厳しいと聞いていたので捜査犬が来て船内を物色されるかと思っていたら、船内検査も無く肉野菜も「持っていないだろう?」。ハイで終わり。拍子抜け抜けしてしまった。
昼食時に無理して肉野菜を調理したのに、、、。

夕食はBenさんに米国入国記念日と言う事でシーフードレストランで御馳走になりました。

米国港町の第一印象は全てがワンサイズ大きいと感じた。
道路、家、レストラン、ドック、シャワールーム、決して豪華では無いけど合理的です。
そしてトークやジェスチャーはオーバーな事。
一日目のレストランのおばさんだけの印象ですが、日本からヨットで来たと言っただけで目を繰り抜いて驚いたり、わざわざアドレスを書いて渡してくれたり、、。

でもここのカスタムのテリトリーはNeahy Bay迄。
カスタムの厳しさは予断を許しません。

日本と違ってカスタム係官の判断が絶対で人によって見解が違う事は良く有るそうだ。

厳しく無かったのは、Benさんが係官の女性にダラスの事や趣味(スポーツ)について談笑していた結果かも知れません。

マリーナに係留後、「海中見るゾウ君」で船底をチェックしたが大きなダメージは無い様であったが衝突の生々しい傷跡や船底塗料の剥げが痛々しい。
サンフランシスコでの上架は必至だ。

明日はPort Townsentd 寄り道になるが素敵な街だそうで楽しみです。