マストトップが空中電線に引っ掛かりながら流されている
流れを横に受けてスタック
その2
その3
陸側の空中ケーブル電柱
救助艇
救助艇2
落ちたケーブルの表示球
ビーチ前でアンカリング
悲しいお知らせ!
空中電線に引っ掛かりました。
19日、PM6時にAveiro入港、出入口は瀬戸大橋下の様に激流が流れてました。
広い港内の何処に停めるかナビ検索しマリーナを見つけ狭い水路でフェンダー付けてると突然大きな音と共に船が左に回転し岸壁に向け傾いて止まる。見上げれば太い電線が垂れ下がりもう一本はマストに引っ掛かって船を止めてました。
大勢の野次馬と共にレスキューボートが来て安全上の理由なのか全員に下船指示。一星とキューステンは下船。
船長は拒否し船内に残る。私はポリスボートのレスキュー来てから乗船。
やがて来たポリスと牽引船でバウを引っ張って貰うと半回転してマストの電線が外れポリスの案内で漁船桟橋に仮係留。
深夜0時30分の干潮を待って再び電線ケーブルをくぐりアンカリング。
ケーブル下タイド3メートルでした。
深夜ポートポリスが親切にアンカリングスポット迄案内してくれるが水深1mを通過しスタック、ポートポリスの船に引っ張り出して貰い結局湾口のビーチ沖にアンカリング。
18日ポートポリスに出向くと電力会社の人が来ていて補償関係の打合せ、幸い保険に加入してたので安心だが電線ケーブル修理の他に停電時の補償請求として6,500ユーロとの事。
X Dreamerのダメージはマストトップの風向風速計破損、電線タッチでパイロットチャートとウィンドラストが動かなくなる。
座礁したのでダイバーに潜って貰い船底チェックをして貰います。
本格修理はVigoになりそうです。
このAveiroはマリーナ&アンカリング泊地としては不可です。
潮流はMax5ノットは流れ大型の漁船往来が激しくタイドも3メートルあり岸壁は壁になります。
最悪の日でした。