渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

2016年4月30日 - ご当地物見遊山 (港区→豊島区)

2016-04-30 | 

4月最終日ということで、たまには
気持ちを引き締めてみようと思い立ち、
都内ではあるけれども、休日の早起き
が苦手な割に結構ハードなスケジュール
を設定して出掛けてみました。
(瞬間的にこういうことをしたくなる
ことがあるんです。理由は自分でも
分かりません)

一日の間にできるだけコストを抑え
つつ、少しの贅沢を味わいながら
離れた場所でのタイムリミット付きの
用事を済ませるには、結構綿密な計画
を立てておかないと失敗してガッカリ
な一日になってしまいます。

今回はあらかじめ、港区にある美術館
と豊島区にある博物館に狙いを定めて
計画してみました。

まず、事前に手に入れた、お得な
クーポン冊子『ぐるっとパス』の対象
である美術館や博物館について、
常設展の他、今開催されている企画展
の内容を調べ、興味があるものを
幾つかに絞り、更にその中でワンデー
パス(今回の場合は都営交通)の有効
範囲内でできるだけ移動が済む施設
を絞り込みました。

それから鑑賞時間を2時間と仮定し、
そこに移動時間やランチの時間や休憩
時間を加味して、二つ目の施設の入館
受付の終了時間に間に合うかを考えて
目的地を決定。

施設によって閉館時間はマチマチです
が、早いところでは16:30頃には受付
を締め切られてしまうので要注意です。
(お寺や神社と同じくらいかも)

たまに結構遅くまで開いているところ
もありますが、二箇所以上ハシゴする
場合は、この時間制限のキツさに
よってスケジュールが酷になるので、
超重要ポイントです。

今朝は休日の割には早起きをし、
万全の体制で臨みました

移動時間、結構馬鹿になりません。
電車が来る間隔が長い場合も路線や
時間帯によってあるので、ミスると
どんどん時間が押してしまい、鑑賞
時間(グッズの購入時間も)が減ります。

道に迷う可能性も考慮するといいです
が、距離によっては迷う時間などない
かもしれません。

どうでしょう、この緊張感。
少しでもロスると、都内ぶらり旅では
なくなり、いつの間にか何かの
ミッションをこなしている特殊部隊の
隊員にでもなったかのような気分を
味わうことになります(笑)。

今回は私1人なので、ランチに割く時間
は長くても1時間まで、と設定。
日頃のお昼の休憩時間を考えれば十分
足も休められる時間です。
食べるだけなら多分20分くらいですし。

お店もできるだけ、目的地に迷わず
すぐ移動できるところが望ましい
ですね。

そんなイメトレをしながら行って
みたら、予定通り、ミッション
コンプリートできました(笑)。

↓実際はこんな感じ。

今回の第一目的地は、白金台にある
松岡美術館。
メインは企画展『中国の陶磁 宋から
元まで』です。




それまで実は全然知らなかったのです
が、行きやすい場所でしたし、よくよく
確認してみると、私の好きな古代文明
の展示物が常設されていて、ついでに
ヘンリー・ムーアなど世紀の巨匠の
彫刻と、アジアの仏教美術(仏像や神像
も見れて、しかも今回は中国の陶磁器
と、シャガールなどの西洋画などが
見られるという企画展が二つも同時に
開催されているということで、さり気
なく贅沢な体験が一箇所でできてしまう
穴場でした!
(猫好きの人は、ディエゴ・ジャコメッ
ティの彫刻『猫の給仕頭』に会いに
行ってみて~!めちゃキュートです!)


まず、開館時間の10時に間に合わせて
鑑賞。

予想通り、朝イチは鑑賞客は2~3人
程度。
(でもこれはその施設の企画の注目度
に左右されるところなので、明らかに
人気が予想されるところは、朝から
混み合うので油断できません。)

費やした鑑賞時間は、想定より若干
少なめ。
人が少なかった分、かなりスムーズに、
しかもじっくり見れました。

浮いた時間を無駄にするまいと、早速
二つ目の目的地のある街へ移動。

しかしここでまさかの痛恨のミス!

電車に乗ったらうっかりボーッとして、
一駅乗り過ごしてしまいました

慌てて降りて、向かいの電車で戻って。
ここで若干の待ち時間が発生。

来た電車で戻ったら今度は都営交通の
バスに乗り換え池袋へ移動。
結構本数があって割とすぐ来たので、
池袋入りはほぼ予定通りの結果に。

ここで白金台を早めに出れたことが
活かされました。

着いたのは12:30頃。予定通り。
ちょうどお昼時だったので、しーおい
タイム突入です。

飲食店でもコストを抑えた贅沢を体験。

あらかじめこの日に使うために格安で
手に入れておいたクーポンをWEBで
発券して使いました。

樂旬堂 坐唯杏 池袋東口店にてホッと
一息。


これは雲丹飯・海鮮ひつまぶしのセット
です。
漬物や(小?)うどんも付いてます。



元値2,100円の選べる定食を1,000円で
食べてきました。

写真に収め忘れましたが、この他に
ちょっとしたデザートとして、
イチゴジャムのかかった杏仁豆腐が
付きました。

この内容でこの値段はお得だと思い
ます。
美味しかったですよ~♪

食べ終わって足も安まったところで
第二の目的地へ移動。

今度は池袋サンシャインの中にある
古代オリエント博物館です。

一度前に常設展を見に行ったことは
ありますが、今回はそれらの代わりに
『春の特別展 世界の文字の物語
ーユーラシア 文字のかたちー』という
文字に特化した企画展をやっていて、
なかなかそういう企画が今までなかっ
たと思い、また足を運んでみました。

物販ブースの横では、3つの古代文字
のスタンプが置かれ、入り口で渡された
3枚の短冊状の紙に、自分の名前や文章
を作れるスタンプを押せるようになって
いたので早速やってみました。



ピンクの紙にはご存知エジプト文明の
ヒエログリフ、白い紙にはヒッタイト
の象形文字(左から書いて、隅に突き
当たったら右へ折り返すらしい)、
薄い緑っぽい紙にはメソポタミア文明
の楔形文字で押してみました。

でもこの文字、調べれば個人情報が
丸見えなので、ほとんどぼかしました。
すみません。
それぞれの文字でどんな形のものが
あるのかは各自で調べてみてちょ
ま、行ってみれば分かります。

展示自体はありましたが、個人的には
中国の古代文字、『トンパ文字』に
今は惹かれています。
今後それのスタンプを作ってみても
良いと思うんですよね~。

ヒエログリフみたいに、象形文字の
一種なんですが、とにかくユルい。

ググッてみなはれ(笑)。

棒人間みたいなのがいますよ


あと、販売されていたグッズの中で、
古代エジプトのゆるキャラとちまたで
話題になった、メジェド神をモチーフ
にしたしおりがありました。

当時のパピルスなどに本当にそんな
シンプルな姿で描かれています。

↓私も描いてみました。


マジでこんなのです(笑)

なんか、ボボボーボ・ボーボボの
サービスマンみたいだ。。。
(週刊少年ジャンプ好きな人しか
分からないか…)


いや~充実した一日だった~。

帰りもバスと電車でワンデーパスで
スイスイ。
電子マネーのカードじゃなく、紙の
乗車券もたまには味があっていいかも。

好奇心を掻き立てられるこんな場所も
楽しいですよ~。

前回の記事にも書きましたが、この
あとは5月4日から8日まで、音楽仲間
のいる那須塩原に滞在予定です。

そして途中7日は、宇都宮で行なわれる
MIYA STREET GIGに出演することに
なった、知人バンドのライブを応援
しに行ってきます。

宿題

2016-04-30 | 
行楽シーズン到来ですね。
今年のGWは平日二日に挟まれてしま
っていますが、中には今日から大型
連休を取られた方もいらっしゃるの
でしょうね。

しかし定休日を掲げていない接客業や
個人事業をされている方などは、
かえって顧客が訪れ易い時期でもある
ようで、そうした知人がチラホラ……
お疲れ様です。

そんな最中と知っているのにそこへ
遊びに行ってしまう私。。。
おとなしくしてるから許してちょ!

今日はこれから都内で美術館巡りを
決行する予定。
既にハードスケジュールの予感(笑)。

その後は5月4日~8日まで、遠方の
音楽仲間のお宅にお邪魔し、7日は
その人も所属している知人バンドの
応援に行ってきます。

これだけでもワクワクしていますが、
更に気持ちの上がる出来事が。

私が所属しているバンドではありませ
んが、この度知人バンドのオリジナル
曲制作に向け、なんと作詞を依頼され
ました!

自分の話ですが、学生時代、他大の
音楽仲間からバンド名義のオリジナル
曲の歌詞と譜面を渡され、ボーカルを
依頼されてスタジオで録音し、CDの
アルバムに収録されたことが一度だけ
あって、知らない間にJASRACに登録
されて口頭で事後承諾したことがあり
ました。
(若かったなー(笑)!
依頼主は卒業後サラリーマンを経て、
今は元の仕事と関係なく、プロの
作詞家になったらしい。すごいね~)

でも当時の私のその楽曲との関わりは
歌うことだけだったので、今回のように
自分以外の人が歌うことを想定した
曲の密接な構成要素の制作を依頼
されることは、初めての経験です。


そう、これが宿題。
最初歌詞先行でやる話も出たんですが、
メロディ先行になりそうです。

まだギターを手にしていない高校生の
頃から、勝手に楽曲をイメージした
歌詞を書く趣味が実はありまして。
続けていて良かったかも。

今ではギターを弾くようになって、
コードを振ってとりあえずのカタチに
することもできるようになったし、
それは人が作ったものをイメージで
理解する助けにもなっています。
点ってあとで線になるものなんだな、
と実感することがかなり多い

どんな風になるか、今から楽しみ♪
作曲担当の方は日頃から演奏を含め
センスが良いので、私も期待しちゃ
ってます

よーし、頑張るぞーー!

作者が納得するメロディが出てくる
まで少し時間はかかるかもしれません
が、それまで楽しみに待ちつつ、私も
個人的に詞や曲をストックしてみよう
かと思います。

日頃のギターの練習もしつつ。


さて、行って参ります。