渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

2016年10月15日 - 今年最初で最後の湘南散策 (後編)

2016-10-15 | 
前回の記事の続きです。
(前回の記事は→コチラ←から。)

寒川神社で御朱印帳と御朱印を頂くこと
がこの日の最大の目的だったのですが、
前日改めていろいろ調べていたら、
江の島で同日の夜、花火大会があると
知り、乗り換え駅の茅ヶ崎からそう遠く
ないので余裕はありますし、という訳で
急遽スケジュールにねじ込んじゃいまし


何故か~行きたくなる~
↑※TUBEの『MENTHOL HEAVEN』
という大好きな曲の歌詞の一節より(笑)。

あぁ~やっぱりこれこれ!
青い空と海と江の島のシルエット!
この光景を見ただけでテンションが
上がります!
右側の椅子がたくさん並んでいるところ
は花火大会の有料席エリア。
今回は申し込んでいないので、どこかに
適当に座って観ようという感じ。


江島神社に向かうまでの曲がりくねった
参道。


江島神社本殿、辺津宮。
なんか光が入ってうまく撮れません
でした
参拝する前に、厄年ではありませんが、
穢れを落とす意味で、順番目前で存在に
気づき、茅の輪をくぐってから参拝の
列に並び直しました。
自分、不器用ですから。


コアなTUBEファンなら御存じ、前田氏
の名前の彫られた石柵。
本殿の横の建物の向かって左辺りにあり
ます。
過去にこれと同じような写真を何度も
撮ってますね(笑)。


あと、写真撮り忘れましたが、本殿の
近くにある奉安堂を初めて参拝。
御朱印の対象ですから外せません。
中には裸弁天などの神像が並び、お賽銭
を入れるところと鐘と棚があります。

一文字願立ての巳さまという、蝋ででき
た白い蛇の象が用意されており、希望者
は500円で象を手に取り、底に今一番
願いたい文字を一文字選んで油性ペンで
書き入れ、お堂の棚に飾って祈るという
もの。

漢字はリストの中から選んでも、自身で
思ったものを書いても良し。
優柔不断な私はしばし悩んだ末、心静か
に“財”と書き入れました(笑)。

世の中お金じゃないとか言いつつ、お金
で手に入る重要な物事もかなりある(自己
投資の資金、諸々の活動資金、交際費、
医療費…etc.)という考えに至りまして。

財が満たされるということは、仕事も
うまくいった結果だと考えれば、仕事運
にも繋がりそうだし、元気なだけでは
財力はつかないし…なんてぐるぐる頭の
中を巡らし、結果論で考えてほとんどに
絶対的に関係しそうな文字として選び
ました。

健康もタダでは手に入らない、各地に
散らばる友人に会いに行くには交通費は
最低でもかかり、そしてそれだけでは
収まるはずもない、そんな世の中。
飲み食いしないで過ごす人は見たことが
ありませんし、私も飲み食いしたいし。

iPhoneとPCが壊れたら、もうてんや
わんや。
買い変えなければ明日はない。ヒー。

勉強も本格的にするには、学校に通わ
なくても参考書代ぐらいはかかります。
専門家と名乗るには200冊読めと、どこ
かで見ました。

先進医療もお金が無ければ受けられない
という盲点もある。
安いジャンクフードばかり食べたら体を
害しますし、健康に良い食品は素材単位
で案外値段が張ったりもしますし。
質より量の安いMEGA盛り弁当と、少し
高めの小ぶりのヘルシー弁当とか見かけ
るとよくそう思います。

社会と繋がり続けるには絶対必要不可欠
な要素ですからね…。
決して贅沢をしたいという訳ではなくて
も。

書き入れる文字を考える瞬間が実は大事
な時間だったかもしれませんね。
何が今一番大事か、と自問自答すること
って、案外日常生活の忙しさの中でつい
すっ飛ばしがちだったりするので。

こういう時間が、流れの中で何故か自然
と作られるのが、寺社を参拝する意義
かな、とも思います。
反省したり懺悔したり決心したり。


あ、話が長くなりました
すみません。
こちらは末社の八坂神社。
質素な感じです。


一方こちらは中津宮。文徳天皇の時代に
創建され、徳川綱吉の命で再建された時
に権現造りの社殿が再建され、近年の
修復・改修により鮮やかさを取り戻した
のだとか。
そういえば少し東照宮のような華やかさ
がありますね。


時折建物の隙間から見える江の島シー
キャンドル。賑わってました。


お!江の島のニャンコ発見!
傍にいたもう一匹はそそくさと逃げて
しまいましたが、このコはのんびり屋
なのかじっとしてました。
他の場所ではまた違うニャンコを見かけ
ましたが、この日は人間嫌いのコが
多かった気がします。


おっこっちでもニャンコ発見(笑)
地元では見かけないので貴重です


奥津宮。江島神社では三姉妹の神様が
いて、こちらは一番上の姉神様を祀って
いるんですって。


奥津宮の天井には『八方睨みの亀』の
復元版が飾られています。
なんでも鑑定団でもおなじみの、江戸
時代の絵師・酒井包一の作品です。
実物は社務所で保管しているらしい。


これこれ!最も欲しかった御朱印帳!
江の島フリーク、TUBEファン(サザンも
好きよ)好みのデザイン!
江の島のシルエットと空と海があれば、
ヤシの木は無くても大丈夫です!(笑)


二箇所の御朱印と、おみくじと奉安殿
(弁天堂)の拝覧券。
やっぱり結果はあまり良くありません
でした…。
末吉って凶より一段階マシって程度です
からね。
私の現状をよくお分かりのようで。


実はまだお昼ご飯を食べていなかった
ので、いい加減空腹を満たすことに
しました。
創業140年の老舗、『魚見亭』です。
もう何度も来てますが、眺めよし、
味よし。


稚児が淵を下に臨みながらテラス席で
食事できました。


ポケモンGOをこの近辺でやると、地形
がそのままなので面白いです。
海岸線がギザギザ。


少し涼しくなったせいか、生シラス丼を
昼下がりの時間帯でも食べられました!
他の店舗での経験だと、夏などは早く
終わってしまって、釜茹シラスしか
出てこなくなるので、予想外で嬉しかっ
たです。


こんな景色を眺めながら。
オーシャンビュー、最高。


店を後にしてから食べたのは、江の島に
来たら絶対食べたいおやつ・焼きたての
たこせんべい。
夕日と富士山とのハーモニー。


花火大会の開始時間が迫ってきたという
ところでそろそろ移動。
めっちゃ混んでいて、まるでゴールデン
ウィークに来ちゃったみたいな状態の中
を進んでいきます。
月がとっても綺麗でした!


人混みを分け入り、なんとか見えそうな
場所を確保し、いざスタート!
よく行く都内の大規模な花火大会と比べ
ると発数こそ少ないかもしれないけど、
全然引けを取りません!BLAVO!


綺麗な緑色と暗い赤い花火が絶妙。


この左右に飛ぶやつ、戦隊モノっぽい
ですね(笑)。動きが派手です。
ブルーインパルスにも見える。


フィナーレは激熱でした!
空を埋め尽くすように猛連発。
写真が白飛びするぐらい激しく打ち上
がり、場内からは歓声が上がって大
フィーバー。全部乗せのような贅沢さ。
カンドーしました。


急に思い立ったけど、来て良かった!
ありがとう 湘南MY LOVE…。

いいこと、あったらいいな。

2016年10月15日 - 今年最初で最後の湘南散策 (前編)

2016-10-15 | 
本当は夏に行きたかった湘南。
でもなかなか行く機会が得られず、今年
は湘南行かなかったなぁ~なんて思って
たんですが、やっぱりこうして行くこと
になるのか(笑)。

方位除けで有名な『寒川神社』という
神社があるんですが、ここ最近いまいち
ツイてない私の厄除け的な目的の他、
御朱印調のデザインが超カッコいいと
知り、初めて行ってみました。

幸い天気も良く、寒いっちゃ寒いですが
快晴で陽射しが感じられ、気持ちの良い
旅日和となりました。

乗り換え駅の茅ヶ崎ではこんな自販機が
ありましたよ。


発車音はサザンオールスターズの『希望
の轍』。
夢を〜乗せて〜走る〜車道〜♪
心の中で絶対歌っちゃう名曲。
似合いますね〜。

初めて相模線に乗りました。
押しボタン式なんですね〜。
まず23区内では使わない機能なので、
これだけでも旅の情緒を掻き立てられ
ます。

下車駅は宮山駅ですが、一つ手前の
寒川駅に差し掛かった瞬間、不思議と
空気が変わったというか、緊張感のよう
なものをひしひしと感じてびっくり。
地域全体がなんか凄そう…。


地図を確認したところ、駅から程近く、
分かりやすい場所にあったので迷うこと
なく辿り着きました。






鳥居の外から一礼し、真ん中を避けて
厳かな気持ちで進み、手水を済ませて
ニ礼二拍手一拝。


なにやらかっこいい天球儀の象もあり
ました。


誰かと一緒に参拝すれば、慣れてる人の
作法をお手本にできるのですが、今回は
おひとり様。
失敗しそうでめっちゃ不安だったので、
事前にイメトレして臨みました。
やってみると案外慣れて、今は大概の
ところならどこを参拝しても大丈夫な
気がしています。

今回は物心付いてから初めて祈祷を受け
てみました。内容は八方除として。
風水的に悪いとされる方角に行っても
災いから守ってもらえるように。

特に私は単独観光も各地の人との交流を
楽しむのも好きなので、気にしなかった
分、対処しないまま今年は知らず知らず
のうちに良くない方角の場所に行き過ぎ
て、悪い影響を受けてしまった可能性も
あるかなと。

年・月・日によって吉報位も悪い方角も
変わるようなので、毎年同じ方角に長期
間滞在するときは注意が必要らしい。

祈祷の申し込みの際は、予め公式のホー
ムページからダウンロードした申込用紙
のPDFデータを自宅のプリンターで印刷
し、行く前に必要事項を記入しておくと
受付窓口にそのまま提出できるので、
当日書くのに並ばない分、手続きがスム
ーズです。

申し込みが済むと、番号札と、祈祷を
受けた人のみ入れるVIPな場所『神嶽山
神苑』へ立ち入るのに必要なチケットが
貰えます。


受け取ったあとは案内された待合室へ
移動し、番号を呼ばれるまで無料で
おかわり自由なお茶と和菓子(らくがん
が二種類ありました)を頂きながら、
ひたすら待ちます。

土日祝日は特に(?)、参拝客が大勢いる
ようで、ソファーや椅子に座れず、立
ったまま待つ覚悟も必要です。
だから足腰が心配な方は、対策が必要
かもしれません(鞄に入るぐらいの折り
たたみ式の小さな椅子を用意するとか)。

待っている間、まったりしていたかと
思えばそうでもありません。
初めての場所、初めてのことなので、
内心ずっとドキドキそわそわしてました。
混雑しているので相席もあったり。
でもしばらくしたらお連れさんがいて
“早くどいて欲しいわ”みたいなオーラ
を感じて慌てて席を譲ったりとか…

番号を呼ばれたら本殿へ移動します。
到着前、袖の付いた白い羽織り「小忌衣
(おみごろも)」を渡されるのでそれを
服の上から被ります。
上着を脱ぐかどうかは問われません。
その時の気温次第?
付いてる紐は蝶結びでOKだそうです。
(よく分からなかったので巫女さんに
聞いたらそう回答頂きました。)

荷物は少なめの方がいいです。
リュックなどは下してから羽織らなければ
いけないでしょうし、置き場所に困ると
思います。
(私はショルダーバッグの他、サブバッグ
としてトートバッグも持っていたので、
被る前にショルダーバッグをサブバッグ
へ突っ込んで一つにまとめ、祈祷の最中
は足の間に挟んでました。。。)

着たあとは手を洗い、口をゆすぎます。
私の場合、まず両手を洗ってから左手で
口をゆすぎ、最後また両手を洗いました。

その後は玉串を受け取り、神前に捧げ
ます。
方法については番号札の裏に書いてある
ので、知らない方は待合室にいる間に
頑張って覚えなければなりません

最初ボーッとしていて、裏に書かれて
いることに気付かなかったので、気付い
たときはめっちゃ焦りました(笑)。

祈祷の際は、申し込み用紙に書いた内容
を読まれます。個人情報は仕方なし。
だから、誰にも聞かれたくない内容も
そのまま読まれる可能性があるので、
具体的に祈願したい方は書き方に注意が
必要かも。
私はオーソドックスに八方除としか
書かれなかったので非常に無難でした。

祈祷を受けた後は紙袋と共に、祈祷内容
に見合ったお札やお守りやお神酒などの
諸々を授かって終了です。
中身は敢えて伏せておきます。
神様に怒られるそうで怖いので(笑)。


神嶽山神苑の入り口の雰囲気。

中に入ると1箇所だけ撮影禁止の泉のよう
なところがありますが、それ以外はOKだ
そうです。
知らなかったので中の様子はあまり撮影
してきませんでした

こちらは神嶽山神苑内にある茶屋『和楽
亭』のリーフレットと、抹茶と和菓子の
拝服券。
入場するだけなら無料。お抹茶を頂く際
は別途料金がかかりますがついでなので
頂くことにしました。


抹茶の他に緑茶を無料で頂けました。


生らくがんのアップ。
普段あまり和菓子は食べない方ですが、
本当に美味しかったです!
餡子が苦手な人向けに、らくがんでは
なく、チョコレートもありましたよ。


苑内には『方徳資料館』という小さな
博物館のような施設も併設されてい
ました。
和暦のスタンプがあったので押して
みました。
(素通りする子供もいたのに)
方位信仰に関する歴史資料や考古遺物
(天球儀・和時計・木簡など)が展示され
ています。
和算に関する展示もあったので、数学に
興味のある方にとっても面白いかもしれ
ません。


神嶽山神苑の中の様子を事細かにアップ
しているブログ(撮影禁止の泉も見かけ
ました…)などもありますが、一番大事
なのは見るだけでなく、ここに集まって
いる神聖な氣を浴びて、心静かに過ごす
ことだと、日頃特別に信心深い訳でもない
私でも思うので、気になる方は祈祷を受け
実際に足を運んでみるべきだと思います。

さてこちらは心願守と八方除のお守りと
おみくじ。
この心願守は期間限定のもので、願いを
込めたあと閉じて身に付けるものだそう
です。
絶対叶えたい願いが出てきてから使って
みようと思います。

おみくじの結果は案の定良くなかった
ですが、これは現状を表しているのだと
感じました。
さてここからどうなっていくか。

そして評判の御朱印帳をゲット!
あの天球儀(記念象)と八卦盤のモチーフ
も色などのデザインも気に入りました。


そして御朱印も頂きました。


境内を出た後は、寒川神社の向かって
左にある通りを挟んだ向かいにある、
末社の宮山神社も参拝。
ひと気がなかったですが、ここもパワー
が強いという噂。


今回訪れた寒川神社、関東最強レベルと
思って来てみましたが、私に纏わりついて
いた負の氣、少しは払われたでしょうか?


後半へ続きます。