今日から3月 早いもんです。
ところで 2月が30日あったら どうでしょうかね? なんかヘンな気分かな まだ2月か~!ってね。うるう年なんか一日もうかったような気分ですもんね。
でなんで 2月だけが28日 えこひいきされてるような 仲間はずれのような 31日から一日ずつ持ってきて そろえればいいのになんて思ったりもしますが 小学生の頃 先生に質問してたら バカなことは聞くなと怒られてしまいました。でも歴の歴史を探るとその 作られ方が分かるんですね。 その一答案をご紹介します。
それは2つの理由によります。
・元々は今の2月が1年の最後であったため調整に使われた。
・更に8月から1日取られてしまった。
現在の太陽暦のもととなる暦が作られたのはローマで、主に農耕の為
の暦でしたから、農作業をしない冬の間は暦というものがなく、暦は
現在の3月から始まって現在の12月で終わっていました。
しかしその後、やはり暦のない期間が60日も続くのも気持ち悪いとい
うことで現在の1月・2月に相当する月が作られたのですが、これは
後から加わったので、現在の12月の後ろにくっつけられました。
この名残で例えば今9月というのを英語で September といいますが、
Sept というのは7のことです。October の Octo も8という意味です。
(音楽のオクターブ-8度-と同じ語源ですね)
現在の形の暦を定めたのはローマの独裁官ユリウス・カエサル(英語
読み:ジュリアス・シーザー)ですが、彼は奇数月を31日、偶数月を
30日とする暦を定めました。すなわち
3月=31日 4月=30日 5月=31日 6月=30日 7月=31日 8月=30日
9月=31日 10月=30日 11月=31日 12月=30日 1月=31日 2月=30日??
と定めたのですが、ここで2月を30日にしますと1年が366日になってし
まいます。そこで、閏年(うるうどし)は2月は30日にするが、平年は29日
にすることにしました。つまり1年の最後の月で調整したわけです。
そしてカエサルは自分がこの暦を決めた記念に、自分の生まれた月に自
分の名前を残すことにしました。彼は現行7月生まれでした。そこで
それまでキンテイリス(5番目の月という意味)と呼ばれていたその月
をユリウス(英語読み:ジュライ)と改名してしまいました。
そしてこのカエサルは更に年のはじめを、それまでの3月ではなく1月
に変更することも決めました。このため月の名前と実際の順序とが2つ
ずれてしまうことになったのです。
分かりましたか? でももう3月です 暖かくなりました 元気を出して フワアイトオー!
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