アリ・ダエイ監督

昨年後半から監督不在状態が続いていたイラン。とうとう自国の英雄を監督にする決断をしました。中東の国はヨーロッパの監督となかなかうまく行きませんね。根底に不信感があるのでしょうか？


この15年位の間、日本が世界への扉を開けようとする際にいつも立ちはだかってきたのがダエイでした。でも、何だか憎みきれないんですよ。イランの人たちにとっては、本当に頼りになるFWだったでしょう。ただし、監督としての訓練はどれくらいしてきたのでしょうか？ゴタゴタを収めるために就任させられて、結果が伴わなかったら・・・。ちょっと心配です。


ドイツ大会の最終予選でテヘランに行った時、空き時間にダエイが経営しているスポーツ店を訪れました。でも臨時休業・・・。そりゃそうですよね、大事な日本戦の当日なんだから！
この試合のダエイは絶不調。かなりのバッシングを受けたようです。(それでも日本は負けてしまいましたが。)


テレビ局のアナウンサーが重慶からの中継で度々「完全アウェイ！」と叫んでいますが、果たしてそうでしょうか？ 重慶の観客は日本人に対する憎しみを低いレベルで表現しているだけのように思えるのですが(サッカーには興味なし？)、テヘランの観客には「絶対に勝たせる！」という異常な熱がありました。イランの人たちは確かにサッカーを愛しています。



誕生日が続きます。またしても「ヨコヤマ」なんですが、ロールケーキは初めてでした。いつもながら素朴な甘さが嬉しいです！