サッカーとごはん

サッカーとごはんに人生をかけてます。ゴールの無い旅ですが、体が動く限り探求し続けます!

賄いカレー( シェフの意地篇)

2011年12月03日 14時23分49秒 | Weblog
夜は賄いメシがある! しかも前日から丁寧に仕込んでいる牛筋カレー! なのに・・・、お昼にもカレーを食べてしまいました。



メガネフィルムから汐留への移動は、大江戸線の代々木駅利用が便利です。代々木駅に向かうために通る商店街には・・・、先日開店したばかりの「ゴーゴーカレー」があります。しょうがないのです。食べるしかないのです、こういうスケジュールが組まれた以上は。



そんな訳で、ロースカツカレーごはん並ルー大盛らっきょうトッピングをいただきました。ボクはキッチン南海のカツカレーの方が好きではありますが、たまーに、無性に食べたくなってしまうカレーです。





そして、夜カレー。前菜は、先週まで仕入れの為に来日していたイタリアの友人が持ってきてくれたコッパやサラミなど。





カレー以外にも、ダッチオーブンの料理がふたつ。先ずは、豚バラとカボチャ。素晴らしい組合せでした。絶品です。今まで生きてきたなかで、一番美味しくカボチャをいただいたかも。一番は大げさだとしても、一番グループには確実に属しています。





チキンとジャガイモの組合せを新たなステージに上げたのは、ライムの力。すだち・カボスとともに、ライムはスプーンの公式柑橘類と認定されました!





賄い史上最高の出来か?と思われたところで、悲劇発覚。な、なんと・・・、牛筋カレーにお焦げ臭が。あまりに大量に仕込んでくれたからなのか? 寸胴の底を焦がしてしまったようなのです。しかも、ややパンチ不足。残業中の若手社員たちも、食べてはいるものの、表情に嬉しさが滲み出てきてはいません。(たんに、激しく忙しかっただけなのかもしれませんが。)





そして次の日の昼。シェフがやってくれました。シェフの意地に感動させられました。前日余ったカレーを敢えて賄いとして出したのです。しかも見事に再生して。




丁寧に焦げかすを取り除き、スパイスを足します。そして、なんとナンプラーを投入。お焦げ臭が消え、パンチのある素晴らしいカレーに生まれ変わっていました。





みんな正直です。見事に完売! 社内にも笑顔が!! ボクは2杯食べた後、あまりにも見事なリカバリーに敬意を表してルーだけをおかわりして食べました。




本当に美味しかった。




深夜に食べた韓国鍋のパンチも、シェフ入魂のパンチの前には、朝の爽やかスープのように感じてしまいました。

コメント
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