
島田和夫を失って、活動を再開した憂歌団。
ステージ進行上ではその事には触れませんが、
彼らが再起動する要因になったのは明らかです。
何かが違うのはしょうがない。
失ったものは帰らないのだから。
数年前、下北沢のBARで偶然隣合わせになった木村充揮さんに酔った勢いで、
「再結成したいとは思わないんですか?」
と聞いてみました。
木村さんは、
「いろいろやり尽くしての活動休止。
また集まるには、集まるための意味を感じないと。」
と語ってくれました。
その「意味」が、島田さんの追悼であったことは悲しいことです。
まだ今のところは新しい何かは感じられませんが、
きっと何かが産まれてくると思います。
休止前に出した「胸が痛い」が、
ちゃんと名曲に育っています。
本当に不思議な力を持ったバンドですね。
大好きです。
この日の客は、みんな同じような思いだったのでしょうね。
平均年齢と泥酔度がとても高かったです。