失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「たどり着いたらいつも雨降り」 THE POGO 1992年

2015-07-03 | 
あつまったレインソング。

ついに6枚目。「たどり着いたらいつも雨降り」これで8㎝はコンプリートだろう、きっと。


「たどりついたらいつも雨ふり」 モップス 1972
「たどり着いたらいつも雨降り」 よしだたくろう 1972
「DEAR ALGERNON」 氷室京介 1988
THE POGO 1992
「たどりついたら雨ふりだけじゃなかった」 HIROMITSU 1996
「たどりついたらいつも雨ふり」 山崎ハコ 1997



では、ザ・ポゴの4thシングルを。左下の黒い横型の8㎝。

THE POGO are; 小河原良太、春日弘、塚本研、塚本純

①たどり着いたらいつも雨降り
作詞・作曲:吉田拓郎
高速パンクアレンジにざらついた小河原良太の声。2分38秒。タイトルは拓郎盤と同じ表記(モップスではなく)になっている。

②IN YOUR HANDS -CDS・VERSION-
作詞・作曲:小河原良太
日本語少しの性的な歌詞。ラストアルバム『COCK AND BULL TUNES』収録曲のシングルヴァージョン。1分39秒。

③東京XXXX!!
作詞・作曲:小河原良太
頭のシャウトの迫力、演奏の熱。これを聴いたあとだと①はずいぶんと大人しく思える。①とともにオリジナルアルバム未収録だが、編集盤で普通に聴ける。2分29秒。

定価900円、中古で420円。
黒地に血塗られた白抜き文字。3曲合わせても7分に満たない。


6枚ふりかえって、アーティストの顔ぶれのバラバラさ加減(モップスとHIROMITSUも同一人物とは思えないほどの落差!)と、様々なアレンジに耐える吉田拓郎作品の強度に改めて感心。

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