夏の終わりのレイジーな午後に、こんな8cmでも。
ルックスも声もインパクトのある、歌のおねえさん、ううあ。ハスキー・ヴォイスはソウル系のパンチのある曲も合うけど、こんなゆったりした曲もいいんだな。
①ミルクティー
作詞:UA、作曲:朝本浩文
なんとも言えない、だるだるな雰囲気が充満した一曲。ミニマルな展開が、ゆったり流れる雲を眺めている気分にさせる。バカボン鈴木のベース、かっちょいいっす。
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昨日、棚を整理してたら出てきた。オリジナル&カヴァー、前回に続き、第8回。
我ながら、コレを2枚とも8cmというのは渋い、と思う。もうひとつのカヴァーは、アルバムの一曲。
エルヴィス・コステロ。初期はパンク、パブロック、後にジャズ、カントリー、クラシックなどなど、時代とともに様々なスタイルの変遷があるように見えるが、よく聴くと一貫してポップ。ザッパほどではないものの、膨大なカタログ量でコレクタ . . . 本文を読む
80年代と90年代を行き来した今週のラストは、間をとって80年代アイドルが90年代にリリースした傑作シングルを。
「夜と日時計 NIGHT AND SUNDIAL」名詞を二つ並列しただけなのに、何とも豊かなイメージが溢れるタイトルを持つこの曲は、二人のアーティストによって歌われている。2枚ともタイトル曲(いわゆる「A面」)ではない、という佇まいも含めて私の愛する名曲だ。
渡辺満里奈と小沢健二の . . . 本文を読む
中山姉妹で2枚。
有無を言わせぬ美人、高嶺の花系の姉、それに比べると親しみやすさがウリの妹。それぞれが80年代にリリースしたシングルを。
左、「クローズ・アップ」中山美穂 オリジナル・リリースは1986年、8cmシングルによる再発が1989年。
黒バックに黒のニットという最小限の舞台装置で勝負できるところが美人の強み。唇を尖らせただけで、とてつもなく挑発的に見えてしまう、恐るべき16歳。
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お気づきとは思うが、今週はアイドル攻め。
つんくプロデュース、なんて言うまでもないことか。今もメンバー・チェンジを繰り返しながら増殖している恐るべき女の子集団、モーニング娘。の初期のシングルを。
①Memory 青春の光
作詞・作曲:つんく、編曲:前嶋康明
Vocal & Chorus : Morning Musume
Drum:Chris Parker
Bass:Will Lee
Guit . . . 本文を読む
オリジナルリリースは、「秘密の花園」1983年、「野ばらのエチュード」1982年。この8cmシングルの発売は1989年。アナログ時代のシングルA面同士のカップリングというわけ。
「80年代のアイドルを一人」と言われて、この人以外の名前を挙げるのは、よほどの中森or小泉マニアか、単にモノを知らないお子様のどちらかだろう。
80年代、日本のポップスを聴いていた人間にとっては、どこを歩いていても大抵 . . . 本文を読む
結構好き。だった。なんか、できちゃったらしいが。
今回の4曲は、全て作詞:前田たかひろ、作曲・編曲:久保こーじ
左、1996年のデビューシングル。
①DO-DO FOR ME 「アムロ、今田きっとNo.1」エンディングテーマ
コムロの一番弟子と呼ばれる男、久保こーじによる渾身の一作。当時流行のダンス・ビートに加え、イントロや間奏になるとここぞとばかりに前に出てくる、B'zばりの主張の強いギタ . . . 本文を読む
ええ、ラ・ムーですけど。それが何か?
アイドル史のダークサイド、あるいは菊池桃子の過去恥部として片付けられることの多いグループ「RA MU」。そんなアプローチはちょっと今更感が強いので、できるだけニュートラルな気持ちで聴いてみよう。できるかな。
①TOKYO野蛮人
作詞:康珍化、作曲:和泉常寛、編曲:新川博、HORN ARR: JERRY HEY
こういうのR&Bっていうの?(NO!)
荘厳、 . . . 本文を読む
プリンス。80年代にこのアーティストに出会えて本当によかった。
この8cmCDのリリースは、1989年。
出会いは大ヒットした映画のサントラ「Purple Rain」。「When doves cry」を最初に聴いたと思うが、第一印象は「かなりキモい・・・」だった。さらにビデオ・クリップは輪をかけてキモかった。この歌い手さんに、これほどのめり込むことになろうとは、最初は全く予想もできなかった19 . . . 本文を読む
今回は、タイトルで選びました。
数えてないけど、当ブログ最多出場。これほど民生好きだったとは、自分でも意外。
ユニコーン活動中、メンバーそれぞれがソロ・シングルをリリースした企画のうちの一枚。
つまり、民生のソロ・デビュー・シングルである。
言うまでもなく、2曲とも詞・曲・アレンジ、全て本人。
①休日
やるせない、失恋後現実逃避の歌。フワフワしたギター・サウンドが夢と現を行き来する。ジャケット . . . 本文を読む