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ヤプーズは1987年結成。活動休止期間もあったが、現在も活動中。
『ダイヤルYを廻せ!』(1991)当時のメンバーは4人。
YAPOOS are
戸川純:Vo
泉水敏郎:Dr
中原信雄:B
吉川洋一郎:Key
①Men's Junan
作詞:戸川純、作曲:中原信雄
これは凄まじい…とにかく圧倒的なエキセントリックさ。戸川独特の芝居がかったヴォーカルがパートによって表情を変え、異様な迫力。歌詞は、完全に常軌を逸し、やりたい放題暴れまわるストーカーの内面を、コミカルかつ醜悪に描いている。「みんなが辟易してるから OKここで割腹するわ」なんて笑えるんだけど、やっぱりコワいんだよな。「Junan」はもちろん受難の意。ギターは戸田誠司。
②私の中の他人
作詞:戸川純、作曲:泉水敏郎
こっちも怖さでは①に負けていない。浮気(?)が発覚した彼に、「貴方の身に危険が迫るわ 逃げるのよ 今すぐ 私から」という制御できない「私の中の他人」についての歌。
2002年の再発盤『ダイヤルYを廻せ!』は、ジム・オルークがライナー(全曲解説)を書いている。「私の中の他人」についてジムは、「この曲を聴けば、椎名林檎のような最近のアーティストは彼女に多大な影響を受けていることがハッキリと分かるだろう」とコメントしている。ジム・オルーク、日本のミュージックシーンに造詣深すぎ。他の部分を読んでも、戸川マニアであると同時に、YMO周辺もかなり深く聴き込んでいる様子。
定価930円、中古で100円。
アルバムと同じテイクが2曲入っているだけのシングル。アルバムがあれば全く必要ないのだけど、このアグレッシブな2曲を並べると、アルバム全体を聴くのとはまた違った趣きがある、ということにしておこう。
冷蔵庫に目玉の付いた爆弾。アートワークも力入ってる。
唐突だが、昨年のヒット、キグルミ「たらこ・たらこ・たらこ」が上野耕路作品だと知った時は、あーなるほどねぇと妙に納得した。
『ダイヤルYを廻せ!』(1991)当時のメンバーは4人。
YAPOOS are
戸川純:Vo
泉水敏郎:Dr
中原信雄:B
吉川洋一郎:Key
①Men's Junan
作詞:戸川純、作曲:中原信雄
これは凄まじい…とにかく圧倒的なエキセントリックさ。戸川独特の芝居がかったヴォーカルがパートによって表情を変え、異様な迫力。歌詞は、完全に常軌を逸し、やりたい放題暴れまわるストーカーの内面を、コミカルかつ醜悪に描いている。「みんなが辟易してるから OKここで割腹するわ」なんて笑えるんだけど、やっぱりコワいんだよな。「Junan」はもちろん受難の意。ギターは戸田誠司。
②私の中の他人
作詞:戸川純、作曲:泉水敏郎
こっちも怖さでは①に負けていない。浮気(?)が発覚した彼に、「貴方の身に危険が迫るわ 逃げるのよ 今すぐ 私から」という制御できない「私の中の他人」についての歌。
2002年の再発盤『ダイヤルYを廻せ!』は、ジム・オルークがライナー(全曲解説)を書いている。「私の中の他人」についてジムは、「この曲を聴けば、椎名林檎のような最近のアーティストは彼女に多大な影響を受けていることがハッキリと分かるだろう」とコメントしている。ジム・オルーク、日本のミュージックシーンに造詣深すぎ。他の部分を読んでも、戸川マニアであると同時に、YMO周辺もかなり深く聴き込んでいる様子。
定価930円、中古で100円。
アルバムと同じテイクが2曲入っているだけのシングル。アルバムがあれば全く必要ないのだけど、このアグレッシブな2曲を並べると、アルバム全体を聴くのとはまた違った趣きがある、ということにしておこう。
冷蔵庫に目玉の付いた爆弾。アートワークも力入ってる。
唐突だが、昨年のヒット、キグルミ「たらこ・たらこ・たらこ」が上野耕路作品だと知った時は、あーなるほどねぇと妙に納得した。
>「たらこ・たらこ・たらこ」が上野耕路作品
あ~そうそう!イメージ狂わないですねー。個人的にはゲルニカよりヤプーズの方が好きなんだけど…。
>ジム・オルーク
ですよねぇ。この人のインタビュー読んでるとコアな日本の音楽詳しくて、しかも日本人的な本質ついてて笑る。好感触~。
すげー!カラオケ(に入ってる?)で是非歌って欲しいですね。周りがどんだけ引くか(笑)
あと、↑のコメントタイトルの歌詞引用がyoikoさんとこの記事っぽいなあ、と。
昨日今日と『ダイヤルYを廻せ!』を聴いてて、改めて名盤だと思いました。ジムも含め、みんな言ってるけど「赤い戦車」やっぱり素晴らしい!
とは言え、世代的にリアルタイムで最も衝撃的だったのは『玉姫様』なんですよねー。
わかるわかる、特に思春期に強烈な吸引力を発揮する世界だと思います。
ファーストアルバムのコピー「それはそれは、エロ・グロ・イノセンス」もインパクトありましたねー。
『玉姫様』は昨年紙ジャケ出たのにまた廃盤なんだ。限定盤なんてケチなこと言ってないでちゃんといつでも手に入る状態にしておくべきでしょう。嗚呼、「諦念プシガンガ」!
個性の異なる2バンド+ソロを同時進行させていた80年代の戸川純、改めて凄いパワーだったなあ…