本多知恵子さんの、たぶんデビューシングル。4曲入り。
声優さんとしては、それなりの知名度はある方のようだ。個人的にはリストを見てもピンとくる役はないんだけど。あ、「魔法使いサリー」のカブ役?あ~1989年版か…さすがにそっちは見てないっす。
①恋の距離は2センチ
作詩:船越敬司、作曲・編曲:宮田耕希
宮田耕希は、SMAPのツアーサポートをやっていたギタリストらしい。「DooDooDoo」ってバンドのリーダーで、三宿でライブハウスを運営しているらしい。そんな細かい情報はどうでもよくなるエレポップの名曲なのだ。哀愁のメロディとラテン気味のデジタルパーカッション。何に近いって、ペット・ショップ・ボーイズかな。わりと分厚いシンセがポイントのアレンジは80年代ミネアポリスサウンドぽくもあり、どちらにしても私的にストライク。ヴォーカルはアイドル系だけど、萌え度はそれほど高くない。いわゆる声優さんぽい「作り声」でないのも助かる。隠れすぎている名曲、と言ってしまおう。
②愛をやめないで
作詩:船越敬司、作曲:宮田耕希、編曲:森俊彦
宮田氏の2曲目もいいんだ。アレンジャー違うけど、さらにPSB風エレポなアレンジが私好みで困る。泣きのマイナーコードが炸裂しちゃうし。YMOの「バレエ」と小林麻美「雨音はショパンの調べ」の間くらいのヨーロピアンな黄昏感がたまらん。間奏の語りも最高。①と甲乙つけがたい名曲!
③GIRL IS CASH!
作詩:本多知恵子、作曲:船越敬司、編曲:DOUBLES COMPANY
もう2曲で十分だったんだよ。本人作詩のこの曲はタイトルが凄いと思う。「女の子は現金」って日本語に訳すと分からなくもないが、「打算的」ていう意味だったら「CASH」じゃないだろう。グルーヴとパンチを忘れてきたレベッカって感じ。
④KEEP UP YOUR WAY
作詩・作曲・編曲:船越敬司
なぜかイントロは「星に願いを」。元気いっぱいのモータウンビートの一曲。悪くない。でも①②の完成度に比べると、凡庸な出来。
定価1400円、中古で315円。昨年、近所のブックオフで。
4曲で1400円は、アナログ7インチ700円×2って計算なのだろう。
それにしてもこの垢抜けないジャケット、いかにも80年代の声優さんぽい、と言ったら失礼だよな…今まで見たことなかったし、今後も出会わないと思ったから315円出してしまった。内容は(買っておいて言うのもなんだが)意外にも傑作で満足。
この頃までは声優のCD=アンダーグラウンドなイメージだったが、その後急速にメジャー化し、林原めぐみ、椎名へきる、國府田マリ子らが普通にヒットチャートに上がってくるようになった。
声優さんとしては、それなりの知名度はある方のようだ。個人的にはリストを見てもピンとくる役はないんだけど。あ、「魔法使いサリー」のカブ役?あ~1989年版か…さすがにそっちは見てないっす。
①恋の距離は2センチ
作詩:船越敬司、作曲・編曲:宮田耕希
宮田耕希は、SMAPのツアーサポートをやっていたギタリストらしい。「DooDooDoo」ってバンドのリーダーで、三宿でライブハウスを運営しているらしい。そんな細かい情報はどうでもよくなるエレポップの名曲なのだ。哀愁のメロディとラテン気味のデジタルパーカッション。何に近いって、ペット・ショップ・ボーイズかな。わりと分厚いシンセがポイントのアレンジは80年代ミネアポリスサウンドぽくもあり、どちらにしても私的にストライク。ヴォーカルはアイドル系だけど、萌え度はそれほど高くない。いわゆる声優さんぽい「作り声」でないのも助かる。隠れすぎている名曲、と言ってしまおう。
②愛をやめないで
作詩:船越敬司、作曲:宮田耕希、編曲:森俊彦
宮田氏の2曲目もいいんだ。アレンジャー違うけど、さらにPSB風エレポなアレンジが私好みで困る。泣きのマイナーコードが炸裂しちゃうし。YMOの「バレエ」と小林麻美「雨音はショパンの調べ」の間くらいのヨーロピアンな黄昏感がたまらん。間奏の語りも最高。①と甲乙つけがたい名曲!
③GIRL IS CASH!
作詩:本多知恵子、作曲:船越敬司、編曲:DOUBLES COMPANY
もう2曲で十分だったんだよ。本人作詩のこの曲はタイトルが凄いと思う。「女の子は現金」って日本語に訳すと分からなくもないが、「打算的」ていう意味だったら「CASH」じゃないだろう。グルーヴとパンチを忘れてきたレベッカって感じ。
④KEEP UP YOUR WAY
作詩・作曲・編曲:船越敬司
なぜかイントロは「星に願いを」。元気いっぱいのモータウンビートの一曲。悪くない。でも①②の完成度に比べると、凡庸な出来。
定価1400円、中古で315円。昨年、近所のブックオフで。
4曲で1400円は、アナログ7インチ700円×2って計算なのだろう。
それにしてもこの垢抜けないジャケット、いかにも80年代の声優さんぽい、と言ったら失礼だよな…今まで見たことなかったし、今後も出会わないと思ったから315円出してしまった。内容は(買っておいて言うのもなんだが)意外にも傑作で満足。
この頃までは声優のCD=アンダーグラウンドなイメージだったが、その後急速にメジャー化し、林原めぐみ、椎名へきる、國府田マリ子らが普通にヒットチャートに上がってくるようになった。
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