瀬戸内海の恵み・ママカリ(和各サッパ) 秋になると魚売りが持ち歩き、山間部の戸家でも、これを食す。なまでサンマのごとく焼き、そのまま熱つあつを頂く。きた熱い時に三杯酢にジュ❗と浸して染みてのち丸ごと食す。
頭と腹を除いた生に塩して、酢漬け・棒状ママカリ酢、2枚開きに酢して寿司のネタ。と、いろいろあります。秋深まるに連れて脂の乗り良くなり濃厚で美味しくなるのです。
私は、頭や腹骨・中骨を素焼きにして「ホネセンベイ」と称して、振る舞います。とても香ばしく人気ですね。特々まっ黒にも…
後は綺麗に成形して盛り付ければ、めったに食べることのできない「ままかりの刺身」になります。
家人と話し合い、供え物や量、膳になるかなど、美味しい・楽しい。
昨年より半月遅れて海岸線に寄って来た。海が少しづつ変ってきているのがわかる。カニ、ままかり、いいだこ、べいか等、瀬戸内海の魚が、質量共に減っている。
水質変化/温暖化と原因はいろいろあるけれど、海の幸と言うだけでなく自然をいかに次の代に 継続バトンタッチできるかと、先の見えないことを考える。