伯母さん、91歳が近くの施設に入所している。
以前、1回、面会に行ったことがあったが、
その後、行ってないので気になっていた。
妹、姪と3人で出かける。
プリンやゼリーを持っていく。
ホテルのような建物だ。
伯母さんは独身だったので、
後見人の従兄(いとこ)がそのように手配をした。
私は、すでに寝たきりでベッド上での面会かと思ったが、
意外や意外。
以前より元気になっていた。
スタスタ杖も使わず歩いているし、
立ったりしゃがんだりも、普通にできる。
ただ、痴呆のほうが進んでいた。
何回も同じような会話をして、
少しずつ思い出しているようにも思う。
穏やかな生活をしているのが顔の表情から分かった。
同じ市内に住んでいるのに、
「遠くから来てくれて有り難うね、本当に来てくれて、有り難うね。後で何か送るからね」
と何回か言っていた。
帰り際、一緒にエレベーターのとこまで来て、
私たちはエレベーターに乗った。
見送る伯母さんと職員の一人。
伯母さんは泣き崩れていた。
私たちが来たこともきっと忘れてしまうだろうけど、
私は覚えているよ。
泣きながら見送ってくれたこと。
まだまだ、暑い夏の日差しだ。
以前、1回、面会に行ったことがあったが、
その後、行ってないので気になっていた。
妹、姪と3人で出かける。
プリンやゼリーを持っていく。
ホテルのような建物だ。
伯母さんは独身だったので、
後見人の従兄(いとこ)がそのように手配をした。
私は、すでに寝たきりでベッド上での面会かと思ったが、
意外や意外。
以前より元気になっていた。
スタスタ杖も使わず歩いているし、
立ったりしゃがんだりも、普通にできる。
ただ、痴呆のほうが進んでいた。
何回も同じような会話をして、
少しずつ思い出しているようにも思う。
穏やかな生活をしているのが顔の表情から分かった。
同じ市内に住んでいるのに、
「遠くから来てくれて有り難うね、本当に来てくれて、有り難うね。後で何か送るからね」
と何回か言っていた。
帰り際、一緒にエレベーターのとこまで来て、
私たちはエレベーターに乗った。
見送る伯母さんと職員の一人。
伯母さんは泣き崩れていた。
私たちが来たこともきっと忘れてしまうだろうけど、
私は覚えているよ。
泣きながら見送ってくれたこと。
まだまだ、暑い夏の日差しだ。