午後1時、換気扇の修理に来てもらって、
新しいのをつけてもらった。
もう10年以上前の換気扇で、回すと飛行機が離陸するような音がする。
私は、まだ風邪が抜けず、
声が出ない。
それと咳。
2時間足らずで換気扇は付いて、
静かに動いている。
友達から突然、電話があった。
以前、一緒に同人誌をやっていた友達。
kさんが去年、亡くなったと言う。
私と同い年だった。
12月26日と聞いた。
わたしも体調を崩し始めた頃だ。
わりとその時の様子を具体的に話してもらい、
想像できた。
kさんは中学の時の事故で頸髄損傷で手も足も不自由で24時間介護が必要だった。
車椅子でよく出かけていて、バッタリ会ったりしていた。
福祉事務所の代表をしたり、
kさんのとこに集まり、合評会をして同人誌を作ったりしていた。
kさんは小説を書いていた。
同人誌が解散してから、
骨折して入院、糖尿病になった。
でも、かなりエネルギッシュに出歩いていたと思う。
kさんの周りはいつも誰かいて賑やかに見えた。
友だちもいろいろ、あったらしいけど、
みんな、よく頑張ったと思う。
世代や立場や、性格、環境、性別など
どうしても理解されなかったり、理解できなかったりすることは仕方ないんだと思う。
言葉の重さを知る人とそうで無い人。
わたし自身も時々、父が言っていたことを考える。
その時は理解できなくても、
歳をとると分かることもある。
もっと深みへ行ってみたいと思う。
介護の経験がある人は手際良く理解しているが、手探りでは難しい面もある。
要は、客観的に自分を見ようとする努力が必要では無いか。
思いつくままに書きました。