今日は耳鼻科に行き、
右耳にチューブを入れる簡単な手術を行う予定。
晴れて、今日も暑い。
8時の電車に乗り、9時45分ころに病院に到着。
聴力検査をする。
それから診察室に行き右耳の様子を診てから
処置室で右耳の鼓膜に麻酔をする。
耳に液をいれ、しばらくそのままでいる。
耳のなかでは、ガサガサ、音がする。液体が染み込む音のようだ。
10分くらい経ってから逆を向いてなかの液体をだす。
それから、また待合いで待って、
診察室で呼ばれる。
機械でシュワ~と耳の水を抜いたりして、
鼓膜に穴を開け、チューブを入れる。
一回やってみたが上手くいかず、
ハサミで小さなチューブをちょうど良い大きさに切ってはめるようだが、
上手くいかないようだ。
それで、結局、他の先生を呼びに行った。
え?
まさか、初めてチューブを入れるのだろうか…
今まで、私は3~4回、入れたが、こんなに手間がかかるのは初めてだ。
呼んできたW先生は、手際良く入れたが、
穴を大きく開けすぎたみたいで、チューブが不安定だそうだ。
1週間くらいしたら、肉が盛り上がってくるから大丈夫よ。
と言われ、
来週、リウマチ内科の時に、
もう一回来ることになった。やれやれ
鼻を強くかんだり、すすったりは禁止だ。チューブがズレるらしい。
12時30分ころ駅前で昼食にする。
鯵とキスフライ定食だ。
鯵、キスのフライ、鰹のお刺身、漬物、ヒジキ煮、シジミの味噌汁。1000円。
信濃町駅ビル、アトレ2階「大漁」
店内の様子。
それから、日比谷にでて「富岡鉄斎展」を観る。帝劇9階、出光美術館にて。
晩年の自由な筆使いが好きだ。
ただ、思うのは、こういう展覧会は街中でなく、のどかな風景の1階にある美術館で観たい気がする。
なんだか、信濃町から日比谷に出るのが大変だった。
乗り換えが多い。
帰りは上野に出たが、
日比谷線の上野駅から国鉄の上野駅まで、結構歩いた。
耳もジワジワ痛んできた。
やっと自宅のある駅に着き、
取り敢えず、来週も病院に行くので緑の窓口で次回の切符を買った。
切符を買い、横にずれてバッグにお財布や切符を入れていると、
お婆さんが緑の窓口にやってきて、
お財布を逆さにして、
小銭を全部出して、
「これで○駅まで行きたいのですけど」
と言っていた。
窓口の女の子は、
「あの、200円、足りませんよ。途中の駅で降りて、家の人に迎えに来て貰ったらどうですか?」
「家には誰もいないんです」
そんな会話をしていた。
隣で話を聞いていたら、小柄なお婆さんは困っている様子だった。
「あ、それ、私出します」
と言い小銭を200円、置いて来た。
窓口の女の子は驚いている様子だった。
お婆さんは頭を下げ、お礼をして来たが、
私は早くその場を立ち去った。
お婆さんの顔もよく見ていなかった。
少し、いい気分になった。