nananiya72鏡の中の蜃気楼

主に1/48・1/72航空機プラモデルの製作をやってますが、
複葉機は苦手なので滅多に出てきません。

こんなフランス機も・・・・

2023-01-25 22:45:24 | 飛行機模型

French Navy Latecoere 298  

フランス海軍 水上雷撃機・偵察機 ラテコエール298DE

                       Azur  1/72

通常は水上雷撃機として販売されていた、ラテコエール298ですが、こんな偵察型もありました。

ラテコエール298DEというようです。 通常のキットのなかにそれ用のレジンの胴体が入ってました。

埋め込み式のように魚雷を装備する298もなかなかに魅力的なのでありますが、試作として1機

だけ作られたらしい、この偵察型は胴体下面の大きな偵察用のキャビンが外形的特徴になっています。

ラテコエール298は低速の水上雷撃機でありながら、見かけによらず、低空での運動性能がよく、

さらに、被弾に強く、よく持ちこたえたそうで、海軍機でありながら、陸上部隊への猛攻撃で戦功が

あったようで、フランス海軍的には攻撃機としての一定の評価をあたえたようです。

 

 

 なにかと評判の、Azur(アズール)の簡易キットであります。 表面はきれいなのですが、各パーツの

接合部はすべてイモ付けで、クリアパーツは塩ビ製です。  ・・・・・なのですが、このキットの塩ビ

パーツは黄変しておりました・・・・さあどーしましょう。。。。

組むのは別の 機会にしましょうか・・・・・相手が悪すぎないか??????

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旅客機じゃないぞ!爆撃機だ!!②

2023-01-19 23:19:40 | 飛行機模型

Lockheed Hudson MKⅠ

イギリス空軍 沿岸航空軍団 哨戒・爆撃機

ロッキード ハドソン MKⅠ

                  AIRFIX 1/72

 

もう、キットのモールド(リベット等)は生かすつもりもありませんから、どんどん埋めてガリガリ削る

という、キットの原型は無視のモデリングですが、合わないキットも問題なのであります。

      

細かいところの削り込み・・特にエンジンナセル側面の排気管モールドは、なんでこんなんなんだー

左右での見え方を気にしてしまう箇所ですね。。。

      

もう一回サフを吹いて修正の評価をしたいと思いますが、厚く吹くと窓の位置が判らなくなると

言うジレンマがあるのは事実で・・・・んん~ん困ったな   なのです・・・・

                           

 

まぁ取り合えず、消えたスジ彫の補修が必要です。   やはり、それぞれの作業が一度では終わんない(笑)

 

ところで、こんなハドソンに手を出したのは、過去にこんな記事を見ていたからです。

      

                      https://www.hyperscale.com/2010/features/wagbhudson72cb_1.htm

このハドソンは操縦席から、旋回銃塔の内部まで造りこまれているのですが、当方にそんな

余力はなくって、外形重視で行きますので、こういう作例もあると言う事でチャレンジされる

かたは、参考にしてください。     

            

いつかはコレに迫る作品を・・・ということで 用意しておりました給油車両のキットも発掘しました。

この作例には及ばずとも、地面も作って、なんとか組み合わせで、成仏させたいと思います。

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旅客機じゃないぞ!爆撃機だ!!①

2023-01-15 18:53:27 | 飛行機模型

Lockheed Hudson MKⅠ

イギリス空軍 沿岸航空軍団 哨戒・爆撃機

ロッキード ハドソン MKⅠ

                  AIRFIX 1/72

 

開戦当初、航空機不足のイギリスは、アメリカの航空機会社に対し、すぐに手に入るものを色々と

要求していたらしい。    そして、その一環として旅客機ながら、ロッキードL14スーパーエレクトラ

の爆撃機改造版が、ハドソンMKⅠとして採用され、イギリス空軍向けに生産供給され始めました。

このスーパーエレクトラという機体は使い勝手がよかったせいか、開戦後は各国の民間航空の機体も

軍に召し上げられ、重宝したらしい例があります。

                     

                          ※リベット表現をすべて摺り下ろした状態

さて、このエアフィックスのキットは裏側に1963年とモールドされていました古る~いキット、

はたして出来のほどは・・・・・・・推して知るべしであります。

全面凸リベット表現ですが、盛ったり削ったりが必要なキットのため、リベットは生かすことが

非常に困難なことになりますので、全部削りおとしました。

 

組むのは簡単なのですが、ヒケと隙間と押しピンのオンパレード・・・・

 

※大きく隙間の空いた左翼上面エルロン   ※右翼上面エルロンのヒケ

 

※右翼下面 ヒケとでかい押しピン     ※こちらもご同様

 

※水平尾翼下面 昇降舵は向こうが見える  ※同じく上面

 隙間やヒケや押しピン跡を埋めるためにパテを盛りましたが、近年にない量のパテを盛って

います。   水研ぎになるのですが、作業着の汚れっぷりが半端なくなりそうです。

                     

                  ※側面窓は全部真ん中にヒケがある  機首窓は当然隙間ができます

 パテ作業が一回でOKになるほどの物でもなく、何回か繰り返すことになるのでしょうか。。。

                       

                      ※胴体下面に大量のパテが必要なのは、貼り合わせの際になにも

       気を使っていないせい(笑)

なお、スーパーエレクトラ旅客機は日本では立川飛行機のち川崎航空機でライセンス生産され、

それなりの改造改修を経て、陸軍のロ式輸送機・一式貨物機として使われました。

 

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フランスの双発機第2弾②

2023-01-11 21:54:10 | 飛行機模型

フランス空軍 攻撃機

BREGUET 693 ATTACKER  

                                                              SMER 1/72

 

色々とやらかしながらも、一応完成しましたので、御笑覧くださいませ(笑)。

 

 

 

完成して、プロペラを装着してみると、いやに小さいかんじです。

エンジンなどからして、非力な発動機だな とは思っておりましたが、

計ってみると、やはり小さい・・・・1/72と表記しつつも、昔のキットでは

よくある偽装で、 1/76というのは大袈裟でも1/75が妥当なスケール

のようです。   あーぁあ・・やられちゃったなぁ。。がっかりだよー

※ちなみに、先のブロック174は1/72でした。

とはいうものの、筆塗りの感覚が戻ったのはうれしい。。。

 

しかし、この先筆塗りでイケそうなキットは??

・・・何故かみんな、小さめの双発機なんだが・・・・

 

その一つがこのロッキードハドソンMK1(イギリス空軍沿岸防空隊)

 

いくら飛行機が足りないからって、英国はこれを戦闘用に使うのか??

いかにも重量バランスの悪そうな場所に旋回機銃をポン付けした

元旅客機で戦争ができるとは、ドイツ空軍も舐められたモンです。。。。

1963年製というモールドがありましたが、なぜかmade in ***

が金型で削られているので、どこかイギリス以外の国で、成型された

モノかも知れません。  実際は箱絵が写真なので、1970年代後半

とかの比較的新しい成型なのでしょうが、元が良くないので、盛って

削って、また盛って・・・・の削りだし、窓は塗装モデリングになります。

 

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フランスの双発機第2弾①

2023-01-07 15:19:47 | 飛行機模型

フランス空軍 攻撃機

BREGUET 693 ATTACKER  

                     SMER 1/72

 

初の仕掛は予告通り SMER 1/72 のブレゲー693攻撃機です。

在庫確認の折に発掘したのですが、記憶の中では引っ越しの際に

処分したと思っていたものです。  せっかく現れたのだし、

かわいそうなので、それほどの気合を入れず、それなりに出来れば

OKという程度のノリです。

色指定は、上面 ダークイエロー、チョコレートブラウン、ダークグリーン

 

内容は、コクピットは椅子もなし・・・なんにもなしのガランドーなので、

何人乗りなのかもわかりません(笑)     ネットで解説をみて、

スペックのお勉強からですが、さすがへっぽこ揃いのフランス機です。

 

この機体もこの時代によくある、長距離爆撃機の護衛複座戦闘機の

競争試作なのですが、ポテーズ630(これも駄作ww)に負け、早々に

落第印を捺され爆弾倉を設けたり、偵察員席を設けたりの努力の末に

地上攻撃機として採用されましたが、フランスはとっとと降伏・逃亡

したので、その実力は発揮できませんでしたとさ(笑)。

 

・・・で、キットにハナシを戻すと、主翼、胴体、尾翼、エンジン

カウリングは順調に終わりましたが、カウリングと主翼のエンジン

ナセルつなぐカプラーのパーツはまるでつながらず、ヤバい状態に

なり、削りましたが隙間も多く、手のかかりそうな予感・・・・・

こんなキットで手間暇かける余裕はないし、私のM-ingタイマー的にも痛い

ロスとなります。        とっくに捨てたつもりでいたキットなので、

パテ修正が上手くいかない場合は気の毒だけど、プラゴミに・・・

 

と思いましたが、削り結果はまぁまぁなので、1色目を筆塗り

案外上手くいっているので、気をよくして以下進めます。

#39で一色目               #309で二色目

#22で三色目              修正一回目 日本陸軍機のような迷彩ですね・・・

 

キャノピーの合いが悪いので、手を入れたら、際限のないことに

なっています。   やっぱりプラゴミに??

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