毎日の忙しさ
疲れた体と余裕のない心
雑多なこの街の中にいると
ふと見上げた空があまりにも広くて
自分がちっぽけに思えた
仕事の隙間に
今日は一度だけ君の顔を思い出した
あの頃のまま
微笑んでる
やさしい顔だった
誰かを想って見上げる
空の美しさを知ったあの日から
少しだけ自分のことが分かって
人を許せるようにもなったけど
失くしてしまったものは
もう取り戻せない
間違いだらけの決断と
鮮やかな思い出だけが
いつも黙ってここにある
大切にしたくても
もうここにはいない
君の笑顔が見上げた空に映る