何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

海の底

2018-05-21 22:17:52 | 
甘い匂いに包まれたベッドの中
踊らされ続けてた僕の身体
全部わかったフリの演技
知らないフリの前戯
見たこともない淀んだ色のシーツの海で
一匹の魚が悶えてる
落胆し続けて
震えたのはあの時
繰り返し繰り返す
精神の攻め合いに
疲れ果てて眠りについた心
どこまで甘受すれば
報われるだろう
沈んでいく海の底
苦しくて息もできないのなら
もう愛なんて
知らないままでいいと思ったんだ



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あるままに

2018-05-19 22:15:28 | 
雨の日曜日
手のひらの上
落ちる雫が
指の隙間からこぼれる
信じる心
変わること
変わらないもの
言葉 感覚 決意
世の中は曖昧で
はっきりしないものばかり
時の流れ
川も雲もあるままに流れる
どんなに月日を重ねても
美しいものは
美しくここにある
美しいまま
ここにある

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僕には僕のルーツ

2018-05-17 19:20:09 | 
ただいま
またここへ戻ってきた
子供の頃から
この場所が大好きで嫌いだった
僕には僕のルーツ
子供みたいに
散々強がって甘えても
この場所は
いつもここにあった
違うルーツの愛と愛を探しに
旅に出て
そして最後は元の場所に帰っていく



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