何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

あなたがいるだけで

2020-10-13 20:50:29 | 
何も怖くない
あなたがいる
ただそれだけで
明日が輝く

あなたに出会ってから
今までの何もかもは恋じゃなくて
今までのどんなものも愛とは呼べない

鳥が空へ飛び立つ瞬間みたい
両手を広げたら
どこまでも行ける気がする

愛は形を変える
けれど限りはない




孤独の条理

2020-10-10 17:41:00 | 
今日の僕といったら
気が晴れないまま
泣いてる空を見上げて
物思いにふけっていた
僕らが越えられないもの
二人を阻んでいる隔たりは
何だろう
愛すれば愛するほど
苦しくなるのはなぜ
確かなものがあるとすれば
それはどんなことがあっても
揺るがないだろうか
僕は時々悲観的になって
ありもしない不安を膨らませて
ひとり葛藤しているけど
こんな僕を君は知らないね

移り変わる景色
滲んでいく街並み
この涙みたいに止めどない
不条理な感情が暴走する
誰か止めて
止めて
止めてくれたら
これ以上孤独なんて感じることはなくなるだろう

僕はずっとひとりだった
だから
たから
誰といても
いつもひとりだった

冷たい夜風の中

2020-10-09 18:52:00 | 
あなたは昔から現実的で
私は夢ばかり見ていた
あなたはいつも合理的で
私はロマンチスト

夜風が冷たくなって
感覚は強くなる

どんなくだらない感傷も
あなたは見逃さず救ってくれた

いつもそばにいられなくても
心だけは離れない
それだけで幸せだった