何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

みんな愛されたくて

2019-01-21 23:28:15 | 
みんなやさしくされたくて
みんなあきらめきれなくて
みんな傷つくことなんて
望んでいないのに
みんな愛されたくて
みんな捨てきれなくて
みんな幸せになりたいだけなのに
どうしてだろう


光を失くした

2019-01-18 22:02:07 | 
あの時出した答えが
正しかったのか
間違っていたのか
確信もなく
薄闇に紛れて
いつまでも揺れ動く
柔らかな光
まだ大丈夫
もう少し
僅かな光を
消えないように
絶えないように
そっと両手で包んだ
出会った頃の輝き
眩しかったあの頃
そして僕は今
君が高く飛ぶための助走
見抜かれてしまう嘘ほど
悲しくて残酷なものはない
中途半端に寄り掛かれる場所は
この光を失くした心を
わがままにさせるだけ
切なくさせるだけ


夢の続き

2019-01-03 21:28:14 | 
掴んだはずの夢を
手を開いて空へ放した

小さな問題が
積み重なって
崩れていく
忘れてた
ずっとこうだった
いつもここで躓く
ここで躓いて
目が覚める

夢の続きがあったはず
この先があったはず

夢の続きがあるのなら
こんな時
無理やり
楽観的に考えようとする努力も
ネガティブな消去法も
本当は必要ない

さようなら
僕の夢
僕は僕のまま
夢は夢のまま