何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

短い恋

2020-05-28 21:00:54 | 
夏の間だけの短い恋でした。

それ以来
花火 浴衣 かき氷
スイカ 風鈴 金魚
水着 パラソル
水面がキラキラ輝いている
夕暮れのオレンジの海とか

夏らしいものを見ると、
必ず君を思い出します。

あれ以来
僕にとって夏は
君という季節なのです。



過去の人

2020-05-11 20:08:35 | 
誰にでも過去はある
私にも
でも気になる
どんな人だった?
まだ心の中にいますか?
素敵な人だったら
妬けちゃうな
今夜は嫌な妄想ばかり
暴走して止まらない
深い深い落とし穴に
落っこちてくみたいだ
眠れないまま
朝日がまぶしくて目を覚ました
疑心は光を奪うんだ
何が大切かってことを
考え直さなきゃ
身支度をしながら
思い浮かぶのは
繋いだ手の感覚と
笑った顔ばかり
そうだ過去は過去
未来は作れない





伝心

2020-05-09 20:59:20 | 
誰にどんな人と思われても
私にだけは輝いて見えました
あっちとこっちバランスをとって
ていねいに線を引いて
今はどんなに無情に時が過ぎようとも
どこかで想ってくれている
そう感じられるだけでいいのです
それだけでこの心は
陽だまりみたいに温かくて
何も入り込む隙もないくらい
いつまでも待っていられる
揺るぎない自信があるのです
これから先も清らかな気持ちで
もっとずっとじっくりと
永い幸福を味わえる日が来ると
純粋に信じようと思えるのです