なぬらに海峡~ガーデニング編

そういえば白血病だったような気がする人の日記

診療報酬改正とザザムシ

2006-02-19 00:44:14 | 日記
信州長野は飯田にて生まれて初めてのザザムシを食わされたなぬらにです(泣
お味は普通に虫味でした。

さて今週の水曜日に4月の診療報酬改正に係わるであろう大凡の内容が明らかになりました。
当方が携わっている調剤業務においては
・基本料の2本化
・飲み薬の投与日数の算定上限が21日まで。
・薬情2(いわゆるお薬の写真)の廃止
・ジェネリック薬品普及の為の代替調剤
・特別指導の1本化
・領収書に内訳を記載する努力
などがメインのようですね。

基本料というのは薬局さん毎に設定されている1回の受付で取られる値段であり、処方せんを持って行く薬局によっては全く同じ処方内容(お薬)でも支払う金額が変わるというカラクリとなっています。(本当はもっと色々な理由がありますが)
一般的にはオープン当初が一番高い金額で設定されており、その後の状況によって下がったり変わらなかったりします。
現行では3種類に別れています。

飲み薬は出された薬代の他に日数に応じたお金が取られています。
たとえば1錠10円のお薬を1日3回2週間食事後に飲む場合。
10円×3回×14日=420円
となりますが加えて
最初の7日間は1日当たり50円(5点)
続く7日間は1日当たり40円(4点)
取られるので14日間で薬代の外に合計で+630円かかっています。
これを「調剤料」と呼び飲み薬では日数の長さに応じて計算します。
純粋な薬代は「薬剤料」と呼びます。
これが22日以上は一律の値段しか取られなくなるという変更ですね。当然薬代は出た分だけ取られますが。
現行では31日以上の88点がMAXです。
案の点数をド忘れしてしまいましたが現在31日以上の薬を出されている患者さんは10点くらいの引き下げとなるようです。

薬局に行くと必ず渡されるのが「お薬写真」
で最近薦められるのが「お薬手帳」
「お薬写真」にはお薬の説明や注意事項などがのっていますがこれを貰うことによって実は余計に支払をしています。
これを薬剤情報提供料2と呼んでします。(通称、薬情2、10点)
「お薬手帳」は患者さんが飲んでいる薬を記録するもので他の医療機関が患者さんが現在飲んでいる薬の情報を把握して安全に治療を行うための参考となる患者さん毎の情報です。
これを薬剤情報提供料1と呼んでします。(通称、薬情1、17点)
これまで「お薬写真」は半義務化のような扱いでしたが今回の改正で完全義務化のような扱いとなります。
そのカラクリは「お薬写真」を出すことによって貰えていたお金(100円)が貰えなくなるのと同時に「お薬写真」を出すこと自体でお金は発生しませんが、出さなければ「お薬写真」以外の部分でこれまで貰えていた分(現行の薬歴管理指導料、名称は変わるみたいです)が貰えなくなるというわけ。
廃止といっても「お薬写真」単独の点数加算がなくなるだけで写真そのものがなくなるわけではありません。
だもんで実質の点数引き下げということになります。
しかし点数が下げられているとはいえ残された「お薬手帳」に活路を見いだそうとする動きも活発となることでしょう。

今日は疲れたのと資料が手元にないので嘘を書きそうなのでとりあえずここまで。

あーちなみに、この前のウィルコムメールの障害について一言
ありゃあ遅延なんて可愛いものじゃないと思うなぁ。
障害発生中に送られたメールの殆どが届きませんでしたしね。
会社のメールをZERO3に自動転送しているので把握できた分だけでも10通中9通が届いていなかったので確実にデータは消えてますよね。
あと中には「めーらーだえもん」さんからお返事が来た人もいたようなのでガチでサーバーダウンだと思うんですけど如何なものでしょうか?

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