色々あってすっかり忘れてたので「ブログの開設から 2001 日」になってしまった。
夜にラーメン食ってる場合じゃなかったな。
>なぬらにです。
現在このブログの編集画面ではアクセス解析の体験キャンペーンが実施中でございまして、
閲覧数や検索キーワードが見れる機能。
結構変なキーワードで来てる人が居るんだなとか、今はHYBRID W-ZERO3が多いんだなとか、
そんなことが色々わかる。でも有料なら要らんなと。
そんな中で「一包化」とか「算定」とか調剤報酬関係のキーワードで来てる方々もいるようなので現時点で分かっていることをまとめてみるテスト。
調剤基本料
イ)40点
ロ)24点※
※月に4,000件を超えるかつ特定医療機関の割合が70%を超える場合
ただし時間外や在宅管理指導、または介護保険の居宅管理指導の受付は含みません
大病院の門前などで多い18点の基本料が24点になり6点アップ。
月4,000件を越えるってことは単純に4,000×6=24,000点で月に最低でも24万円の増収になります。
後発医薬品調剤体制加算
イ)数量ベースで20%以上25%未満 6点
ロ)数量ベースで25%以上30%未満 13点
ハ)数量ベースで30%以上 17点
今回の改定の目玉と言えなくも無い内容。
数量ベースについては今更ですが説明すると
今までは処方された薬品の中に1錠1gでも後発品(ジェネリック)が含まれていれば1カウント。
受付10回中5回にGEが含まれていれば5/10で50%となり
それが3ヶ月平均で30%を超えると4点の加算となっていましたが今回からは
実際に出した数量でのカウントになるので
1日に3回の1回1錠の服用で30日分(先発)
熱さましの薬が頓服で5回分(後発)
という場合だと
A.1日×3回×1錠×30日分=90錠
B.1回×1錠×5回分=5錠
数量ベースでは調剤率はA/A+Bなので約5.3%
単純に分母が増える分、率ははるかに下がります。
これまで見てきた中だと現行で30~40%程度の場合は20%に届かないばかりか10数%となってます。
その一方で現行が80%くらいあると数量ベースでは50%超えという奇跡の数字を叩き出しているところもあります。
メンタル系だと割りと後発が進んでいるような気がしますね。
循環器なんかはわりと厳しいという印象。
医療保険の負担圧縮のための仕組みなので自費やら公費単独やら生活保護など医療保険以外の処方もカウントから除外。
ラコールやエンシュなどの経腸栄養剤は一度に処方される量がやたらとあるのでカウントからは除外。
残念ながら漢方製剤は除外の対象になりませんでした。
その代わり薬価収載からは除外されそうになったりはしましたが。
種類が多いし出るところは出てるからそういう薬局ではちと厳しいね。
後発ねーのにな。
4月に一部後発指定が外れる薬品がある関係で
1~3月の評価が20%超える場合、7~9月の評価までに
算定要件の1割以内の変動であれば算定してても良いことになってるみたい。
算定要件の1割ということは
20%のところは18%
25%のところは22.5%
30%のところは27%
までは9月までは算定を許されるということか。
あとGEへの変更はこれまでの同一規格同一成分のみから
特にDrの変更不可の指示がなければ類似剤形や規格違いへの変更も可能になります。
規格違いがOKってことはあれだ、
1mg1錠を0.5mg2錠とかにして後発品使用量の水増しなんて悪いことを考える人も出てきそうだな。
内服薬調剤料
イ)14日以下の場合
・1~7日までは1日分につき 5点
・8~14日までは1日分につき 4点
ロ)15日~21日までの場合 71点
ハ)22日~30日までの場合 81点
ニ)31日以上の場合 89点
より長期に対応した算定になったということですが、これって
平成16年度のときの15日以上の部分の点数に1点足しただけじゃねーか?
と思った。
内服調剤料だけならプラス要素のみ。
一包化加算
2剤以上の内服薬又は1剤で3種類以上の内服薬を服用時点毎に一包化薬として調剤した場合
56日以下の場合 30点※
57日以上の場合 270点
※投与日数が7又はその端数を増すごとに所定点数を算定する。
調剤料から加算へ変更
これも
平成14年度のときと同じ点数じゃねーか?
と思った。
ただ昔と違って上限が設けられました。
加算になったことで7日処方と14日処方のときにあった
内服調剤料のほうが一包化調剤料よりも高くなるという逆転現象はこれでなくなります。
が、今回は内服3剤を算定した一包化の場合、28日を境に改定前に比べてマイナスとなります。
60日では264点、90日では620点(!)のマイナスとなります。
一包化の多い薬局は結構シビア。
算定要件は変わらずだが加算になったので
「一包化に含めてないので内服調剤料で請求したら怒られた」
なんて面倒くさいことからもなくなりますかね。
湯薬
無視。
薬剤服用歴管理指導料
後期高齢者薬剤服用歴管理指導料 ⇒ 廃止
一般と長寿で分かれていた指導区分が一本化。
それに伴い長寿への薬剤情報提供料が復活。
ベタ取りで考えると35点⇒30点+15点=45点になるのでアップにはなるのかな?
シールだけ渡しても薬剤情報提供料は算定できないのが今まで通り。
シールだけ渡して3点とかってのは病院の話なので薬局は関係なし。
また後発品変更についての患者の意向を確認することが
指導7(8だったり9だったり10だったり)項目に追加になるみたいです。
また指導7(8だったり9だっry)項目については「薬を取り揃える前に患者へ確認するよう努める」ともあるので
調剤前に現在の投薬時の指導に相当することをしなくちゃいけなくなる模様。
先指導とかって感じか。
特定薬剤管理指導加算
4点
今回新設
ハイリスク薬などの特に安全管理が必要な医薬品を調剤した場合に、色々指導すると算定できる。
具体的には「薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導に関するガイドライン」を参照とのこと。
思いのほか点数が低くて皆ガッカリしたらしい。
在宅患者訪問薬剤管理指導料
同一建物居住者以外 500点
同一建物居住者 350点
点数は変わりませんが前は家に居る患者と施設に居る患者といった区分けでしたが
同じ建物にいる複数の患者をまとめて訪問した場合は350点それ以外は500点となりました。
まだちょっとよく同一建物居住者ってのがわかりませんねぇ。
マンションって普通のライオンズマンションとかに住んでる人をまとめて訪問したらってとこなのか
ビバイン松原的なものを指しているのか。
後期高齢者終末期相談支援料
廃止
患者さんが亡くなってから算定するといことで
誕生して速攻で消された不謹慎な算定項目が正式に廃止。
とまあこんな感じか。なんか忘れてるような気もするがあとは請求関係のQ&A待ちだな。
あーあと、レセプトチックな明細領収書の発行も義務になるので毎回出さないといけなくなる。
当然A4くらいになるんだろうけど、とても邪魔くさいな。
電算請求の結果、紙の消費量が減ったので製紙会社にでも泣きつかれたか。
応援などしていただけると幸いです→![日記@BlogRanking](http://img.diary-ranking.com/banner06.gif)
夜にラーメン食ってる場合じゃなかったな。
>なぬらにです。
現在このブログの編集画面ではアクセス解析の体験キャンペーンが実施中でございまして、
閲覧数や検索キーワードが見れる機能。
結構変なキーワードで来てる人が居るんだなとか、今はHYBRID W-ZERO3が多いんだなとか、
そんなことが色々わかる。でも有料なら要らんなと。
そんな中で「一包化」とか「算定」とか調剤報酬関係のキーワードで来てる方々もいるようなので現時点で分かっていることをまとめてみるテスト。
調剤基本料
イ)40点
ロ)24点※
※月に4,000件を超えるかつ特定医療機関の割合が70%を超える場合
ただし時間外や在宅管理指導、または介護保険の居宅管理指導の受付は含みません
大病院の門前などで多い18点の基本料が24点になり6点アップ。
月4,000件を越えるってことは単純に4,000×6=24,000点で月に最低でも24万円の増収になります。
後発医薬品調剤体制加算
イ)数量ベースで20%以上25%未満 6点
ロ)数量ベースで25%以上30%未満 13点
ハ)数量ベースで30%以上 17点
今回の改定の目玉と言えなくも無い内容。
数量ベースについては今更ですが説明すると
今までは処方された薬品の中に1錠1gでも後発品(ジェネリック)が含まれていれば1カウント。
受付10回中5回にGEが含まれていれば5/10で50%となり
それが3ヶ月平均で30%を超えると4点の加算となっていましたが今回からは
実際に出した数量でのカウントになるので
1日に3回の1回1錠の服用で30日分(先発)
熱さましの薬が頓服で5回分(後発)
という場合だと
A.1日×3回×1錠×30日分=90錠
B.1回×1錠×5回分=5錠
数量ベースでは調剤率はA/A+Bなので約5.3%
単純に分母が増える分、率ははるかに下がります。
これまで見てきた中だと現行で30~40%程度の場合は20%に届かないばかりか10数%となってます。
その一方で現行が80%くらいあると数量ベースでは50%超えという奇跡の数字を叩き出しているところもあります。
メンタル系だと割りと後発が進んでいるような気がしますね。
循環器なんかはわりと厳しいという印象。
医療保険の負担圧縮のための仕組みなので自費やら公費単独やら生活保護など医療保険以外の処方もカウントから除外。
ラコールやエンシュなどの経腸栄養剤は一度に処方される量がやたらとあるのでカウントからは除外。
残念ながら漢方製剤は除外の対象になりませんでした。
その代わり薬価収載からは除外されそうになったりはしましたが。
種類が多いし出るところは出てるからそういう薬局ではちと厳しいね。
後発ねーのにな。
4月に一部後発指定が外れる薬品がある関係で
1~3月の評価が20%超える場合、7~9月の評価までに
算定要件の1割以内の変動であれば算定してても良いことになってるみたい。
算定要件の1割ということは
20%のところは18%
25%のところは22.5%
30%のところは27%
までは9月までは算定を許されるということか。
あとGEへの変更はこれまでの同一規格同一成分のみから
特にDrの変更不可の指示がなければ類似剤形や規格違いへの変更も可能になります。
規格違いがOKってことはあれだ、
1mg1錠を0.5mg2錠とかにして後発品使用量の水増しなんて悪いことを考える人も出てきそうだな。
内服薬調剤料
イ)14日以下の場合
・1~7日までは1日分につき 5点
・8~14日までは1日分につき 4点
ロ)15日~21日までの場合 71点
ハ)22日~30日までの場合 81点
ニ)31日以上の場合 89点
より長期に対応した算定になったということですが、これって
平成16年度のときの15日以上の部分の点数に1点足しただけじゃねーか?
と思った。
内服調剤料だけならプラス要素のみ。
一包化加算
2剤以上の内服薬又は1剤で3種類以上の内服薬を服用時点毎に一包化薬として調剤した場合
56日以下の場合 30点※
57日以上の場合 270点
※投与日数が7又はその端数を増すごとに所定点数を算定する。
調剤料から加算へ変更
これも
平成14年度のときと同じ点数じゃねーか?
と思った。
ただ昔と違って上限が設けられました。
加算になったことで7日処方と14日処方のときにあった
内服調剤料のほうが一包化調剤料よりも高くなるという逆転現象はこれでなくなります。
が、今回は内服3剤を算定した一包化の場合、28日を境に改定前に比べてマイナスとなります。
60日では264点、90日では620点(!)のマイナスとなります。
一包化の多い薬局は結構シビア。
算定要件は変わらずだが加算になったので
「一包化に含めてないので内服調剤料で請求したら怒られた」
なんて面倒くさいことからもなくなりますかね。
湯薬
無視。
薬剤服用歴管理指導料
後期高齢者薬剤服用歴管理指導料 ⇒ 廃止
一般と長寿で分かれていた指導区分が一本化。
それに伴い長寿への薬剤情報提供料が復活。
ベタ取りで考えると35点⇒30点+15点=45点になるのでアップにはなるのかな?
シールだけ渡しても薬剤情報提供料は算定できないのが今まで通り。
シールだけ渡して3点とかってのは病院の話なので薬局は関係なし。
また後発品変更についての患者の意向を確認することが
指導7(8だったり9だったり10だったり)項目に追加になるみたいです。
また指導7(8だったり9だっry)項目については「薬を取り揃える前に患者へ確認するよう努める」ともあるので
調剤前に現在の投薬時の指導に相当することをしなくちゃいけなくなる模様。
先指導とかって感じか。
特定薬剤管理指導加算
4点
今回新設
ハイリスク薬などの特に安全管理が必要な医薬品を調剤した場合に、色々指導すると算定できる。
具体的には「薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導に関するガイドライン」を参照とのこと。
思いのほか点数が低くて皆ガッカリしたらしい。
在宅患者訪問薬剤管理指導料
同一建物居住者以外 500点
同一建物居住者 350点
点数は変わりませんが前は家に居る患者と施設に居る患者といった区分けでしたが
同じ建物にいる複数の患者をまとめて訪問した場合は350点それ以外は500点となりました。
まだちょっとよく同一建物居住者ってのがわかりませんねぇ。
マンションって普通のライオンズマンションとかに住んでる人をまとめて訪問したらってとこなのか
ビバイン松原的なものを指しているのか。
後期高齢者終末期相談支援料
廃止
患者さんが亡くなってから算定するといことで
誕生して速攻で消された不謹慎な算定項目が正式に廃止。
とまあこんな感じか。なんか忘れてるような気もするがあとは請求関係のQ&A待ちだな。
あーあと、レセプトチックな明細領収書の発行も義務になるので毎回出さないといけなくなる。
当然A4くらいになるんだろうけど、とても邪魔くさいな。
電算請求の結果、紙の消費量が減ったので製紙会社にでも泣きつかれたか。
応援などしていただけると幸いです→
![日記@BlogRanking](http://img.diary-ranking.com/banner06.gif)
![にほんブログ村 域生活(都道府県)ブログへ](http://local.blogmura.com/img/local88_31.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます