「サヨナライツカ」を
小説で読みました。
(映画もとうに終わっていて、時期外れですみません)
綺麗な映像が浮かんでくる、とても優美な小説だな...という感想
(ここのところ、女性作家の、ドロドロ小説ばかり読んでいたからかも)。
でも、何よりの印象は
沓子は、男性の幻想な気がして
これって男のアコガレなんだろなーというちょっと冷めた目。
美しい容姿の女性に、一生かけて愛され
そして自分ももちろん愛し
しかし、社会的地位も立派な家庭も持ち。
ま、いいんじゃないの?
辻仁成。
という感じです。
でも、オリエンタルホテルの様子などは、その描写からは香りが漂い
想像力がふくらみます。
豪華なロビーやお部屋を想像しているのは
旅行記を読んでイメージするより、ロマンがひろがり良かったです。
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ちなみに 辻仁成は、私の青春時代のカリスマでしたので
そんな自分にも気恥ずかしさが...
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最近、映画や本に接しても
なかなか感想を共有出来ずにいて
もどかしいー。
見てない人に話してもつまんないだろうしね。
で、つぶやき的に。
本は、図書館で借りるし
映画は、TV放映の録画が多いので
すごーく非タイムリーだと思いますが。