チェリー

昨年末行きそびれたのを
今頃になって思い出し
琵琶湖近辺に
墓参りに詣でる。


表向きはそんな理由で
本当は天気がよかったから。

合わせて、今頃になって
今年の桜フォト。






































年末に同じアングルから撮る景色も
光の粒子がぼんやりと暖かく滲んで
春の気配が漂う。


















ところで先日
「翻訳できない世界の言葉」
と、云う本を読んだのだけど
とてもおもしろかった。


例えば、日本語だと
「侘び寂び」「木漏れ日」が、例に挙げられていて
確かに外国語にすると訳しにくい。






ヒンディー語にJUGAAD（ジュガール）と云う名詞があり
意味は
「最低限の道具や材料で、とにかくどうにかして問題を解決すること」
だそうで、とても良いなーと感心した。


ハワイでは
誰かに道を教えてもらい
歩き始めたとたんに、教わったばかりの方向を忘れたとき
「AKIHI」（アキヒ）になったというし
（私はしょっちゅうアキヒだ。）

フィンランドでは
トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離を
PORONKUSEMA（ポロンクセマ）と表現する名詞がある。


旅に出る前に、期待と不安で
ワクワクとドキドキが止まらないことを
スウェーデンでは名詞で
RESFEBER（レースフェーブル）と、一言で表現できる。






自分の気持ちにぴったりの言葉が
その時々でみつけられないことが多い。

なんとももどかしい気持ちになるのだけど
世界にはいろんな表現があって
それを知ることは、改めてそんな感情の存在を確認でき
とても豊かな気分になる。







おすすめの一冊ですよ！




























と
たまには真面目なことを云ってみる。




















よい一週間を。

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カフカかよ

先日
いつものミドリの仕入れ場
船場界隈に行く途中、左手に見える
「ハードロックカフェosaka」。

サインも窓も全て白い布で覆われ
閉店した様子。



想えば学生の頃、洋楽の全盛期。

背伸びして行った店内で
緊張しつつオーダーをやり過ごし
あちこちに吊ってあるテレビから流れる
MTVにトキメいたのも今は昔。





クィーンやデュランデュラン
プリンス、ジャーニー諸々
「やっぱ洋楽スゲエな」と
クチバシが黄色かったあの頃。


で
ここ最近はまったくご無沙汰
だったのだけど
いざ閉店したとわかれば、なんとなくさみしい。

























それから
少し前のこと。

遠方より来客有り。


京都らしいところを案内することになり
私も初めて行く「平等院」。
（10円玉のアレですね）





















思ったより、こじんまりとしていて
何よりも人がいない。

ほぼ貸し切り状態で
平等院ミュージアムを見学し
古人の手仕事にため息をつく。


近いしいつでも行けるという理由だけで
行かなかった場所は、多々あり
これからは、どんどん行かないとと誓った1日だった。


































MTV

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やぶさかではない

あれよあれよと云ううちに
気がつけば2月。


エンジンの始動時に
三寒四温を感じつつ
ようやく明日は立春ですね。






















で
本日は京都岡崎に。


以前、開店祝いのお花を
お持ちした縁で
忘れた頃にお邪魔してる喫茶店。
























早いもので、もう4周年。


いつも店前に停められてるサンバーは
毎日通勤に乗っていて30万km。
来週車検だそうで、いろいろと話しが合う。

店主ミカさんのおおらかで、前向きな話しに
ついつい長居する。



いつもなら「はな！」っと帰るところを
今日はそのまま散歩に出掛ける。

近くの平安神宮を通り
京セラ美術館に。



























しかしアレですね
平日の昼間
緊急事態も相まってか、ガラッガラ。

あちこち好き放題散歩して
日頃の運動不足も解消。


悔やまれたのは
京都市京セラ美術館内の
日本庭園の池に設けられた
「硝子の茶室　聞鳥庵（モンドリアン）」が
丁度解体途中で、全貌を見れなかったこと。


惜しい。















































そーいえば
一見、冬枯れの景色。
葉っぱを落としきって寒そうな枝にも
目を凝らすと春の気配。

見なきゃ見えない。
見ようとしなければ、見えないものってたくさんあるよなぁ。


































Spring has come！

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逃がさん。

先日は、友人と西陣の風呂屋
もとい
お風呂屋さんをリノベしたカフェに。

1930年頃に建てられたそうで
ざっくり90年ほどの建物。

和製マジョリカタイル
（鉛の釉薬を用いて焼かれている、現在ではとても貴重なタイル）
が、全面に貼付けてあり
なんとも素敵な空間。

天井からは自然光が入り
なんとなく水の中
愉快な金魚気分で
しばし、午後からのひと時を過ごした。






























しかしながら
旧くて良いものは、時代を超えて
独特のオーラを纏っている。

タイル1枚からも
ストーリーを感じ
しばし浮き世の不穏な様を
忘却す。



























さて

忘却と云えば
何か忘れていた気がする。





そーそー
初詣に行った際の
おみくじ。




今年も、三ヶ日を外し
昨年のリベンジ
（初詣にリベンジとか云わない）
布忍神社に詣でできた。
























覚えている限り
2018年、2019年は
まさかの二年連続





そんなことってある？

そんなことってある？
っと、連呼しつつ
急がば回れ、物事落ち着いて決定選択をしていけ
そーゆーことですよね、神様。

っと、想ってみたものの
結論、書いてあった額面通り
そのままなんのひねりもなくどストレート！
な、啓示だった。
（シンプル過ぎて逆に怖い）




何度もスピード違反で切符を切られ
残るは1点！首の皮一枚のところで
免許更新、ことなきを得た。













そして2020年は








いや


そうだった。




確かに、そうだった。
そうだったけれども！








なんだかんだで
右往左往
崖から落ちる前に
年が変わった。

（ギリギリセーフ！）












そしてですね。

本年2021年。






載せようかなー








やめとこっかなー














うふふ















って
載せるんですけどね。
















じゃーん


















うん
ぜんぜんピンとこない。





いきなりそんなこと云われたって
っと、しばし戸惑う。



どーゆーことかと困惑し
ふと境内をみれば、QRコードが書いてある
ポスターを発見。

（初めて気がついた）






早速スマホで確認す。





下記。
ここから読み解けと云うことか。












持って帰れ、基本もって帰れ、持って帰れ。

「持って帰れ」と、かなり強くアピールしているのは
よくわかったのだけど
今まで、こんなのがあるとはつゆ知らず
早速、私の引いた
「第三十四番」を確認す。
















「強い意思がある。逃すな！今もこれからも」

とのこと。






嗚呼。

なんかめちゃくちゃ当たってるんちゃう。



ひゃー、当たってるわ。





今、非公開ながら
めちゃめちゃ仕事で決意があるけど
きっとそれを逃すな！って
背中押してくれてるんだわ。
いや違いない。


絶対そうだ。



うん
そーゆーことか。











ここ数年間、おみくじを引き
舌打ちしつつ帰ったのも今は昔。




今、急激に
目に映る明度と彩度が
いきなりやたら明るくなった気がする！
なんかやれそうな気がする！













すぅぅぅぅー
(マスク越し深呼吸してみる。)














う れ し い 。
（しみじみ）





























ここが私のアナザースカイ！
布忍神社です！




っとか、云いたくなるのを
ぐっとこらえ
さらに決意を強くしたという
本年度のおみくじ事情でした。






































アナザースカイ！

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やまのいえ

そろそろ大寒か。

ここ数日の小春日和から
また少し寒の戻り。


何度、云って聞かせても
ストーブの方に顔を向けるねこ達。

これはこれで、絵的にはよいのだけど
しっぽ側の方が、温いんやで。
























日々
上書き更新力のすごいラコルノさん。
引き続き着々と工事は進んでる様子。
左側が、防音の教室になり、床も防音材が入り
少しレベルが高くなる。
先日塗った白い天井部分は
入り口の待ち合い室になる。

天井の色１つで
随分、印象も変わりますよね。


























さて、先日は友人と。

京都市内、北部にある
「山の家はせがわ」に、案内してもらう。

細い道路をくねくねと進み
どんどん登って行くと
ところどころ日陰に雪が。

先日の六甲展望台、無念の断念が
脳裏をチラリと掠め
どきどきしつつ














ほどなく、到着。

ほっ














スケール感。











周りのロケーションといい
建物の佇まいといい
何とも云えない良い雰囲気。


ログハウス風の店内は
しんと静かで、陽射しが美しい。

薪ストーブの匂いが、部屋中に満ちて
幸せな気持ちになる。

天井も高く
こちらの子も
居心地良さそう。

























ついつい衝動にかられ、動きがち。

マスト事項とやってみたいことが多すぎて
ひとり苦しくなってしまう。

ひとつひとつノートに書き出し
スケジュールを決めて
丁寧にこなしていくと云うことを
初心に返って今年はマスターするぞと
誓うのであった。



























良い週末を。

napdesign