FIAT500とnapdesignな日々

FIAT500とフラワー、時々ネコ達
空間デザイン、店舗ディスプレイ
オリジナル什器制作します

チンクと小さな旅の回想、それから憧れ

2015-03-28 | 


大阪、本日もいいお天気
晴れルヤ


3日分の黄砂を拭きながら

ふとボンネットを開けてみる



地獄の配線

22年間きちんと治したこと
無し


すでに元の色がわからへん

触れたら最後
不具合になる予感

濃厚



で、あわせてリアも開けてみる

こちらはエンジン
(チンクはRRゆえ)



ピカピカやーん

いつもメンテしてもらってるおかげ♪


オーバーホールしてもらって
すでに10万キロは走ったけど
まだまだ元気で、口笛なのだ♪


ヒュー♪


って、私は何もさわれませんが





で、特別大サービス♪
(もったいぶる)



こちらがいつも素晴らしい
メンテナンスをしてくれている

オートマイスター!
(の、一角)



オートのマイスター!

チンクの総本山
チンクのメッカ
チンクのヴァチカン

(くどい)




素晴らしいゴッドハンドに
全国からチンクがウジャウジャ集まってきます


ここなしには私のチンクライフは語れません


こちらのおかげで
活動範囲が格段に増えました


乗り出した頃と比べて

格段に

格別に



年々調子が揚がってきてます♪

いいぞ、チンク!
すごいぞ、チンク!
強いぞ、ドライブシャフト!



少なくともメーター2回転
最低20万キロ以上走ってる
俺様が云うのやから

説得力

ありありありなはず!


でしょでしょでっしょーーー!

チンクな人は、ここで決まり!

絶対の絶対に!




で、思い出した


一年半ほど前に、ふと思いついてチンクと2人旅
(ひとり旅とも云う)


初めて一緒にフェリーにのりました

はい、記念撮影
パチリ




行き先は直島
宇野から直島まで♪

フェリーのチケット売り場で
最小サイズの3m未満ってゆーのが
滅多と無いそうで
おばちゃんがメジャーもって
実寸を測ってくれたのも
良い思い出

いとおかし



ほほ




そして誰もがシャッターを切る

絶対外せない
草間弥生のこれ



誰が撮ってもこのアングル





とか


等身大のゾウがいる

直島銭湯
I LOVE 湯



島中の道
ちょろQ並みに走り回ったり
歩き回ったり




思えばリビングにいてる時間より
確実にハンドル握ってる時間の方が長い


私の手足以上の手足となってます



最後にまわった豊島の豊島美術館


ここはクラクラするくらい素晴らしかった


気持ちの中で
息をのんだ


言葉が

文字通り


しばらくねぇ

ほんまに言葉が出なかった




美術館って云っても、絵が並んでる訳ではなく
大きな白い建物の中に
母型という作品ひとつ


床から水がしみ出し、それが丸い水の塊となって




あちこちで無数に生まれる水滴が

一日かけて一所に集まって

大きな水たまりができる


最後にまた地に戻って行く



その様を
好きなだけ眺めてられる


願わくばその気持ちを
水滴眺めながら語らいたい、、、





チンクはしゃべらないし






憧れはチンクの助手席側

フロアに立って
屋根から顔出して

キャーキャー云いたい


運転しながらは無理やし





風いっぱい体の全部に感じながら

アハハって笑いたい
のだ






napdesign



アルゼンチンババアの考察、そして100万回生きたねこ

2015-03-28 | チンクとグリーンとネコ達

ネタ切れではないのですが、
たまには違う角度で





愛してる本
一冊



ARGENTINE HAG
アルゼンチンババア

よしもとばななさんの一冊です


絵は奈良美智さん

素敵なお話です


私はこの中に登場する、アルゼンチンババア
ユリさん
のような人になりたい

って、いうより
ユリさんになりたい



この物語にはあたたかな言葉が山ほどあります


「「好きな人がいつまでも死なないで、いつまでも今日が続いてほしいってそう思ったのよ」
その祈りは永遠に人間が持つはかないもの、そしてきっとはるか上の方から見たら
ネックレスみたいにきらきら輝いて神さえもうらやんでひきつける美しい光の粒、、、」

こんな一文


映画もありますが、私は本の方がいい

無邪気な 純粋な
優しくて 気高い

アルゼンチンババアになりたい



永遠を疑わない
心がほしい



すごく素敵な一冊です












もう一冊

佐野洋子さんの絵本



100万回生きたねこ


余談ですが、子どもが小学生だった頃
学校で図書の時間に読み聞かせの当番がありました

この本を選んで、子ども達の前で読んだ時
読んでる私が号泣してしまい
教室の子ども達を氷つかせてしまいました








最後の場面

願わくば、こんな涙をながしてもらいつつ
一生を閉じたい





拙い文章でブログを始めましたが
かれこれ2週間

メールでもブログでも
あっという間に相手に届く



言葉は難しい

だからうんと考える

手紙を書くみたいに
気持ちを考える


受け取った言葉も

考える


想いが伝わらないのは
気持ちに対して
言葉の数が少ないからかな



もっとたくさん
気持ちにぴったりの

言葉があればいいのになぁ


考える


考えて、伝わるように願いつつ






napdesign