Blue Hour

お盆も過ぎ去り、五山送り火も完了。

週明けまで
ミドリのビルの界隈は、一気に閑散と。

売れ残ってる、蓮の実やおみなえしには
そこはかとなく、哀愁が漂う。


台風一過
再びの残暑、ギラギラの灼熱は
未だ健在だ。



































ところで先日は、成り行きで
三重県立美術館に。


「デンマークデザイン展」に、行ってきた。


























かのミッドセンチュリーの、巨匠
ヤコブセンやパントンの椅子が並び
まさかのハーマンミラーの椅子も！

オランダ最大のヒットTOY、レゴや
特設コーナーもあり
名作の椅子に座って、自由に撮影できるコーナーにも
大興奮。

結局、楽し過ぎて
2周まわってしまった。















学生の頃から、憧れていた
本物のパントンの、パントンチェアも
すぐ間近で見ることができた。




思い起こせば、若き日の私。

インテリア科の教室の、ロフト部分に
無造作に、積み上げ置かれていた
数々の名作椅子のレプリカ達。

課題の制作物の、搬入諸々で
材木など、わっせわっせと、外部から
運び入れるも、常だったので
どさくさにまぎれて
なんとか、持って帰ることができないか
などと、悪いことを
ちょっと、考えたこともあったなぁ。
（そんなことはしてない）

























ちょうど
私や、nap号の生まれるちょっと前に
次々に北欧で生まれた
機能的でありながら、暖かみのあるインテリアは
これからも、憧れ続けるんだろう。


そういえば、バング＆オルフセンの
FMチューナーや、レコードプレーヤーあり
1970年のものだけど、デザインが
もうもう、もう、美しすぎる。
（すごく感動したので、3回云いました）




私が２５歳くらいの頃
このメーカーの、CDプレーヤーが欲しくて
でも、結局手が出せず
かわりに、電話機を購入したのだけど
全てにおいて、デザインの世界観が一貫していて
全くブレがない。

いま見ても、ほれぼれする。




























期間が、９月の1日までということで
あと、少ししかないのだけど
ご興味のある方は、是非。





































椅子欲！

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ひねもす雨を眺める

本日台風。


数日前から、お盆直撃と構えていたわりには
こちらの方では、日が沈んだ頃よりの
ポツポツの雨。


さて、これから酷くなるのかどうだか。



ストームグラスの中の結晶は
大きく育ってる。























で
先日は、もう一方の墓
実家でずっと同居していた祖父と祖母のお墓参りに。



自宅から、気持ちの良い
ワインディングを約２０分ほど走ったところにある。

























毎回、なぜか場所が分からず
墓石を睨みつつ
ウロウロとして、ようやく見つけるありさま。

私の旧姓は、それほど多い姓ではないのだけど
今回も、線香の束と、花、数珠を持ち
ようやく「見つけた！」っと思い
線香に火をつけかけ、もう一度よーく見ると
同じ姓の、違うお墓だった。


私の記憶が正しければ
毎年、親父に電話をかけて場所を聞いている。

ここだけの話し
多分、昨年は墓石の名前だけを見て確信し
違う人のお墓を
参ってたような気がする。





























そして、帰りに親父の畑に寄り
スイカをもらい
半分一気に完食。

スイカの色
このイメージが、私にとって最も
夏らしい色。





探せば、小さな秋も
そこここに。
















台風の、上の上の空には満月。

雨音を聴きつつ
風呂にでも入るとす。



















嵐の夜

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聴こえてる

midサマー、midお盆。


皆様方におきましては
故郷に、帰省の一週間でしょうか？
渋滞、ラッシュな方々は
お疲れ様でございます。





さて、リビング。

お盆関係の、お花などは割愛するが
白い百合は美しい。

他に何も入れず
百合は百合だけで、いけるのが好きだ。














夕方に聴く、ヒグラシの声と
夕焼け雲の高さが、比例してる。

目下のところ、悩ましきは台風か。


気が付けば
あっという間に
終わってしまう、夏の日だから
何方様も、どうぞ良い思い出を。






























さて、ここのところ
相変わらずのインドア系

淡々と向き合っております。
pc。



さくさくと、調子良く進む時は
集中力が炸裂。
（おおげさか）

一旦、うまく出来ないと
握った拳に爪が刺さる、高ストレス。




真昼に、仕入れに行けば行ったで
尋常ではない暑さで、nap号は気になるし
かといって行くのだけれど、寄り道は出来ず。
（当然か。）

普段の割り増しで、どこかに出掛けたくなるのは
夏のせいなのか。























見ての通りブログも、もはや集中力が
途切れがちなのだけど
ほぼ一日中眠りこけてる、ネコ達を観察す。


基本、暑さで
だらだらしてるのか、そういう性分なのか
わからないにしても
こんなにグニャグニャの姿勢で、寝ていたっけ
と、思う。






































良い一週間を。

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水の旋律

灼熱の暑さも、いよいよ佳境。
夏の連休、少し手前。


皆様方におきましては
いかがお過ごしでしょうか？



本日は立秋。
暦の上では、秋だそうですよ。
そういえば、僅かに空も高くなってきたような。






























さて
今日は、フライングお盆で
お墓参りに。

混むの嫌、暑いの嫌
（nap号が云う）
そんなわけで、早朝より滋賀県比良山近辺に。





























山の傾斜にある墓地、正面には琵琶湖。

６時過ぎには、墓参り完了。































その後、琵琶湖のほとりで
サンドイッチとコーヒーを食す。


かつて、私が子どもだった頃
パラソルを立て
日がな一日、水遊びをしていた浜辺。

タオルで、小魚をすくい
ブイまで、泳ぎ

飽きると、貝殻だの石だの棒切れだのを集め
スイカを食べ
昼寝をし
夜に花火をした場所。






そして毎年、その一連の行事は
夏休みの絵日記になった。











































波の音を聴きながら
今はもう無くなってしまった
母の実家を思い出し
祖母を思い出し
過ぎた、時の流れを想う。




























っと、いうことで
９時前には帰って来て
通常業務。


しかしながら、なんやろな。

エンジンがかかりにくい。





考えても、わからないので
「夏バテ」という事に、しておく。


















so far away

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宿命

連日の高温な気象。

皆様方におきましては、お盆のお休み
直前週間。
お休みは取れそうですか
どこかにお出掛け、ご旅行ですか？



私と云えば
一切、映え無くてよいので
適当なアルコールを、キンキンに冷やして
適当な缶詰で、だらだらと昼飲みしたい。

素潜りで、海の中をのぞいてみたい。

ハンモックで眠りこけたい。

どこかに、キャンプも良いですね。
夕方からの、焚き火も良いなぁ。







気分転換に、ぱらぱらと旅の雑誌を眺める。

思い付きで、娘に
「お盆終わったら、どっか温泉でも行く？」
と、問うてみると
いつもは、スルーしがちなライン
即レスがくる。



「安くてオバケが出んくて朝とか人少なくて
暑くない時にプールに入れたらどこでもいいや」






雨降りの日の早朝に
市民プールにでも行けと云いたい。
っというか、温泉はどこいった？


全くもって
いろいろと、返答に困る。

























さて
先週のアウトドア仕事週間が去り
今週は、インドア系。

体感の暑さが去りゆけば
次は、脳内が暑くなるという
絶妙のバランスで、レッツサマー。


パソコンに向き合う、私のそばで
思い思いの場所、好き勝手な姿勢で転がっているネコ達。






























ところで、先日のこと。

前々から行きたかった、ギュスターヴモロー展
あべのハルカス美術館に行く。






















話せば長く、ほぼ端折るのだけど
学生の頃、ロングロングアゴー。

何かのきっかけで観た映画
ケンラッセルの「サロメ」から
オスカーワイルドなどの、耽美派にどっぷり浸かる。

その後、宗教画のような、ファムファタルや
ギリシャ神話などのテーマに沿った世紀末の作品群などを
好んで調べていた時期があった。

で、このたびのモロー展

象徴主義のモローの代表作
サロメがご褒美に欲しがった、洗礼者聖ヨハネの首が
宙に浮かび、サロメと見つめあう、「出現」が、展示されているのだ。


























「愛して、夢みる」
「見えないものこそ、美しい」

秀逸なコピーとともに、エントランスから
すでに、モローワールド。



しばし、現実を忘れ夢中に没入したひとときだった。





































温泉vsプール

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