呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

片野桜 純米吟醸 新米新酒 直汲み

2024-12-01 | お酒
早いものでもう12月です。
そりゃ新酒も出回る訳です。
今年はまだ年末年始用にお酒をそろえて無いな
と情報を漁っていた所

なんと!
初めて見ました片野桜の新酒!直汲み!!
これは片野桜推しとしては買わない訳にはいきません。
で、買ってきました。





開封
そこまで香りは強くありません。
どことなくフレッシュ感のある爽やかな香りに
いつもの片野桜の麹風の香りが混ざります。
色はガラスの酒器に注いでわずかに分かる程度の
黄色です。

では頂きます。
おー、びっくりする位酸っぱいです。
強い酸味に新酒の若々しさもあって香りが抜けます。
また並走してかなり強めの苦みがあり、後口に長く
残りますね。ちょっとえぐみに近くもあります。

初日のおつまみは某商店街のからあげ。冷めてもおいしい。
今回のお酒はしっかりとした辛口なので合いますね。
ただつまみが口の中から無くなった途端に主張する
苦みが凄いです。


さて二日目
強い酸味にしっかりとした苦みは変わりませんね。

二日目のおつまみは主張の強くないキャベツの浅漬け。
ふむ、しっかりおつまみは美味しくなりますし、強い
苦みもそこまで感じなくなります。


という事で初めての片野桜の直汲みの新酒でした。
いつもの重厚で味わい深い山廃とはまたちょっと
違ったフレッシュでストレートな辛口でした。
フレッシュさはとても新鮮で良かったのですが
思いの外主張する苦みがちょっと厳しめでした。
この苦みもサラッと消えればまだ平気だったのですが
最後まで主張し過ぎです。

ちょっと個人的には尖りすぎていたので山廃版の
片野桜が飲みたくなりました。買ってこようかな。


※蛇足
そういえば今回のお酒は酒造米が五百万石なんですね。
片野桜の山廃は雄町と山田錦、生?は愛山でした。
(ちなみに『くわらんか』はヒノヒカリでした。ヒノヒカリは
食用米なんですね。コシヒカリの親戚だそうで)
どこかで酒造米の違いでそこまで味の変化は無いと
見かけましたが、案外あるのかもしれませんね。
実際山廃の雄町と山田錦だと結構違いますし、雄町は
ある意味主張の強い味になる傾向に感じますからね。

うちの過去の記事を漁ってみると町田酒造のお酒で
結構五百万石を使用していますね。で、そちらの感想も
苦みが強めとあったりします。もしかして酒造米由縁
なのかも?ま、真相は謎ですけどね。

どこかの酒造で酒造米だけ変えて醸してみるとか
やりませんかね?
と、自分で書いておいて何ですが、米によっては特性が
異なりますので水を吸わせる時間とか蒸す時間とか
異なってきますよね。単純に米だけ変えて一度に複数種
作るのは無理か。

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東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒 2024 二回目

2024-12-01 | お酒
5月に飲んだニゴリ酒がまた売られておりました。
大変美味しいので見つけたら買うでしょう。





ニゴリ酒は栃木県の株式会社 島崎酒造さんのお酒です。
https://azumarikishi.co.jp/

開封
三回目ですが乳酸飲料の香りがします。
若干牛乳寄りな感じもしますね。
色はガラスの酒器に注いで当たり前のように
真っ白です。ヨーグルトよりも濃いです。

では頂きます。
日本酒度は前回の-72よりもやや低めの-70。
それでも甘口といわれる日本酒よりも4倍以上なので
超甘口に分類されます。
ただ前回、前々回と同じくとても飲みやすい。

飲むというよりは流し込むという表現が的確な
くらいの超濃厚です。ただ前回は結構米の粒感が
ありましたが今回はちょっと控えめに感じます。
それでも米の感触は残ります。

味は当然のように甘み主体でとても僅かな苦みが
お酒だよと認識させてくれます。また陰に弱めの
酸味がありますね。


という事で2024年二度目のニゴリ酒でした。
やはり安定して美味しい。
本格的な酒造の作った甘酒ではなく、普通に市販されて
いる物はかなり甘さが強かったりするので個人的に
得意ではありません。
ただこのニゴリはとても良い塩梅の甘さ。しかも
米の甘さなので甘味料とは違ってくどくないのが良いですね。
見つけたら飲んでみる事をお勧めします。

そうそう、前にも書きましたがとても飲みやすい
お酒ですがアルコール度数は10度あります。通常の
日本酒よりは大分低いですがストロング系より高いです。
飲みすぎに注意しましょう。
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