呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

雄町 純米大吟醸 森嶋

2024-12-31 | お酒
なんとかギリギリ間に合った という2024年最後の一本。
もちろん大吟醸です。
今回の一本は森嶋
雄町 純米大吟醸 森嶋です。







森嶋は茨城県の森島酒造株式会社さんのお酒です。
https://morishima-sake.jp/ja/index.html


開封
香りは期待しましたがそこまで無いです。遠くにどことなく
甘く濃い雰囲気の香りはあります。
色はガラスの酒器に注いでそこそこ分かる程度の黄色です。

では頂きます。
お、酸っぱい。すっぱ甘いです。
口に含むと酸味を伴った香りがスッと鼻に抜けますが
あっという間に消えます。
後口にグレープフルーツ程度の苦みがありますがこちらも
追うと消えていきます。

なんというかとてもスマートで優等生なお酒です。
濃い味で押している訳では無いですがしっかりと味わいがあり、
さらりとした雑味の無い後味はこれぞ大吟醸といったところです。

そういえば今回のお酒の酒造米は雄町なんですね。
個人的な勝手な感想ですが雄町はちょっとワイルドな感じを
残すお米だと思っていました。それが今回のお酒では随分と
大人しいなと。やんわりと印象付ける苦みが雄町のアピール
かも?などと思ったり。


という事で森嶋でした。
まとめていて知りましたが茨城県の日本酒として初めて飲んだ
のが森島酒造さんの大観でした。
https://blog.goo.ne.jp/narol/e/a6deaa305136fc65b09c141e0e8c4892

苦みの方向強めの辛口だった記憶があります。
そこから茨城のお酒は辛口なのかもしれないという先入観がありました。
なのでその後に飲んだ水府自慢や浦里のとてもとても柔らかい口当たりに
ビックリした記憶がありますね。
で、今回の森嶋も大観とはかなり印象の異なる大人しさ。
色々変わるものだなと思いつつも年末に良い一本でした。



2024年も無事終わりました。
きっちり一年飲めたのは良いことです。

もう少しで600銘柄に到達し、酒屋のラインナップを見ても
6割くらいは分かるようになりました。
それでもこれは何だ?という日本酒がまだまだ出てくる事は
凄いですね。
未開拓のお酒と、飲んだ事のある美味しいお酒を比べると
どうしても後者を選びがちになってしまうのが悩ましいところ。
出来る限り飲んだ事のあるお酒をフォローしつつも新規開拓を
進めたいですね。

2024年も多くの方に見ていただいてありがとうございました。
2025年も引き続きよろしくお願いいたします。

ちなみに今回の森嶋がまだ半分残っておりますが、2025年一発目は
別の大吟醸予定です。

それでは皆様飲みすぎに注意して良いお年をお迎えください。
コメント
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