笑顔になる日まで

ポストにお手紙がありました。
もしかするとの差出人に気持ちの緊張状態。

ふぅ、息を吐いて手紙を読み返しました。
最期は那須で過ごしたいと先月にメールで滞在を知ってはいたけれど

いつもだったら滞在中に仲良しの奥様とお茶やお食事に行ったりするのだが今回は遠慮した。メールも控えていた。何日かしてお身体を案ずるメールを入れた。
あの時に会いに行けばよかったかなぁ

手紙にはご主人と過ごした時間の事が書かれてありました。そしてご主人が亡くなった事も。

昨年のご主人のお誕生日に合わせて奥様と私でステージを披露した。
その時には病気の進行していることも分かっている。
私にお世話さまと言ってくださった。

私は少しでも二人の思い出作りに役に立ったのだろうか？

深い悲しみからやさしい思い出に変わって会える日を待っています。