質問者:ハイル禅師 お経は死者の為ではなく生者の為に
あるという仏教者の論調に違和感を覚えますが
禅師のお考えをお聞かせ下さい
私:釈迦が説いたお経は生者に聞かせて悟りに至らせる
手段ではありますが輪廻転生を否定したり死者の魂を
無視した訳ではありません
むしろ釈尊は弟子に自分との前世の出会いとその時の縁に
よる現世での邂逅と来世での布教の使命を明確に語っている
本来お経とは生者と死者の両方に聞かせる意味があり
救霊の天津言霊法も同様であります
救霊の際の天津言霊法は祈願者の御魂を浄化させて
天の法則を耳から聞かせることで本人への改心を促して
生活態度を改善させる意味合いもある
勿論救済される霊も言霊の力で神仏から衣食住を与えられ
悟りを得て霊位を向上させます
要するに供養の本質とは死者の霊位を向上させて
浄化を促進させる意味があり お経自体は死者にも生者にも
安らぎを与えているのであります
お経を生者にだけ聞かせると強く主張するのは
無霊魂説の教派の可能性もありますが それも半分は正しい
最後にワールドメイトの先祖供養では式階が高ければ
仏様が直々に地獄霊を救済されますが普通の式階でも
例えば針山地獄に落ちている先祖に光りが当てられ
少し上の地獄に上げてもらえます