質問者:ハイル禅師 高学歴で正社員なのに
貧乏人が多い理由を教えて下さい
私:平成二年ぐらいまでは終身雇用制が重用されて
エリート大学卒のサラリーマンが真面目に勤務し続ければ
大手企業で順調に出世して昇給額もそれなりにありました
ところがバブル崩壊の影響が平成三年以降から徐々に出始めて
銀行は企業に対して貸し渋りと貸し剥がしを強行しました
そこで大手企業も不況に備えて社内留保に力を入れる様になり
労働者に十分な対価を支払わなくなったのです
つまり労働者を安い給料で酷使させ簡単に切り捨てる企業体質
が当然になり旧態依然の考え方が通じなくなったのである
現在は東大卒で年収三百万の人も普通に周りにいて
役職が三つ上がって三回昇給しても月に三万しか増えず
その人の父親の世代の半分以下しかない
それは給与が低い上に保険料や税金の引かれ方が
異常に多くバブル期とは別の世界になったからである
現況において学歴だけでは学んだ知識以外の環境に
柔軟に対応できず変革も起こせません
現在は自己啓発が必要であり高卒でもネットビジネスで
成功して年収が数千万の人もいる世の中なので
個々人の高い能力が必要不可欠なのです
要するに正社員以外に副業が鍵を握る時代であり
臨機応変に社会に適応するしかありません