ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

台湾の首狩り族に日本人が首を刈られた話

2022年12月12日 | 教え

質問者:ハイル禅師 台湾の首狩り族に日本人が
首を刈られた話を祖父に聞いて吃驚しました

私:明治四年に宮古島の住人が台湾沿岸に漂着した際に
現地人である首狩り族の襲撃を受けて
五十人余りが首を切られた史実があります

この事件は後の日清戦争の勝利による台湾統治のきっかけ
にもなりましたが 1895年に台湾は日本の統治下に入り
台湾総督府による植民地経営が行われました

漢人が多い平野部は徐々に軍事力で日本が制圧したが
山岳部は現地人が二十万弱ほど存在しており
地の利を生かした敵に手を焼いている

だが部族の一部を味方に引き入れた日本軍が勝利して
表面的には山岳部も平定したが 蕃人と称して彼らを侮蔑し
土地を奪ったことで恨まれていた

そんな折1930年10月27日に霧社(むしゃ)事件が発生して
霧社で運動会をしていた和服を着た日本人父兄や児童に
首狩り族と呼ばれたセディック族が頭目のモーナ=ルーダオを
中心に周辺部族を合わせて三百人で襲撃して
百三十二人の首を切断して銃で撃ち殺したのです

台湾総督は軍隊で制圧した後 天皇の命令により差別を
なくした結果 首狩り族は高砂義勇隊となって太平洋戦争に