質問者:ハイル禅師 求人詐欺会社の広告が多いように
思いますが不景気ゆえに誠実な会社が減ったのでしょうか?
私:求人詐欺会社の典型例としてはブラック企業がありますが
募集内容と実働内容が全く噛み合わない会社も現在は少なく
ありません
私の知る限りバブルが続いた1990年ぐらいまでは
多くの企業が給料も賞与も共に非常に多かった
ところがバブルがはじける投機的泡沫現象が起きて以降
信用の高い大手会社であっても徐々に社内留保をするように
なりました
実際に私の父が働いていた大手会社で年齢と役職が同じで
手取り年収が現在バブル期当時の三分の一です
有名な大手会社でもこの状態なので中小企業だとほとんど
囮広告の内容で募集を掛けている
実際に私もNECを中途退職した際に月給35万で9時~6時で
土日休みという求人広告を観て神戸から大阪まで面接に
行ったことがある
だが実際は朝8時から夜10時までの月給16万であって
隔週日曜日しか休日が無かった
さらには入社もしない内から三千円の寄附まで催促して
往復の交通費もゼロでした
求人詐欺の会社は1992年以降に増殖したが長時間労働が
常態化しハラスメントが横行し労働者は報われにくくなりました