ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

預貯金等に勤しむと喜捨による徳積みは逆行して難しい

2024年03月11日 | 教え

質問者:ハイル禅師 長い人生において生活を安定させる為に
預貯金等に勤しむ人が多い中で喜捨による徳積みは逆行して
難しいと思うのですが如何でしょうか?

私:人間がこの世で生活する中で大切なのは現金等の財物では
ありますが「運」(徳分)も同時に必要な条件に入るのです

預貯金等に勤しむ人は性格が几帳面で真面目な人も多く
それは必要なことでもあり自分達の老後以外に子供の将来に
対する資金や未来への投資も大切ではあります

ただ人間とはそれぞれに複雑かつ種々多様な因縁を持っており
寿命や健康度も人によって違いがあります

預貯金ばかりに傾倒しても病気で突然あっけなく他界したり
さらには強盗殺人に遭ったり或いは難病や奇病に罹患して
医療費が異常に掛かって経済的に破綻する人も意外とおります

稀に高齢者になるまで災禍厄難は無く数千万円の預貯金や
金塊などをポンッ!と市町村等に寄附される人もいますが
こういう人は珍しく先天的な徳が有り運が強かっただけなのです

大多数の人は預貯金や金塊を家の彼方此方に隠したまま
突発的に他界するので通帳などが子孫に全部渡らず無駄になる
事もよくある話です *ゴミ置き場で札束発見もこの類が多い

つまり預貯金とは誰かの為に役立ってこそ本当の意味があり
喜捨による徳積みは即役立っております

預貯金も確かに大切だが徳積みも非常に重要な行いであり
人は両方を同時に行っていく必要があるのです