質問者:ハイル禅師 財徳の深い意味について御教授下さい
私:四書五経の一つである「大学」の一節に人は「徳が根本で
あり財は枝葉末節なのである」と詳しく説かれております
つまり他人の幸せ及び社会の繁栄や発展に貢献する事が
肝要でありお金や地位は後からついてくると言うモノです
所謂(いわゆる)「徳は本なり財は末なり」と言う訳です
だからこそ貧乏な人ほど布施や喜捨をしなくてはいけないのだが
余裕が無いから出来ないのだと抗弁する人の方が多い
私自身も父親が膨大な財産を派手に全部蕩尽してしまい
おまけに私は身体が弱く金銭的には相当に困窮していましたが
徳積みは継続してきたのです
例えば神社仏閣への布施や献金 赤十字などへの寄付など
があります その他は「種々の人形・形代」及び先祖供養など
そもそも私は財運と健康運が四柱推命で観て
真っ黒でしたからそういう流れの人生なのです
さらに言えば寿命も短かったのだが観音様系の宗教で因縁を
切って貰い左半身が数か月間痺れましたが慢性的な頭痛が
治りました
劫の重さを得心してからは資金的に余裕がない状況でも
少しづつ罪障清算と物施に励むようになりました
基本的に財徳が無い人は前世の劫が重い人が多いので
正しい宗教に入信して観音様などに悪因縁を切って貰い
自身も地道に徳を積む努力と姿勢が大切なのである