質問者:ハイル禅師 自身に降りかかる災禍厄難と呼ばれる
不幸事は偶然に生じるのでしょうか?
私:地震や事故或いはテロ等の天災及び人災なども
一見すると無差別に襲い掛かってくるように見えますが
実は運と不運の法則が厳然として存在しているのです
つまり偶然ではなくその人の天の命数や劫数から観れば
「その時」がやってきた!という形になります
災禍厄難も地震・噴火・洪水・無差別テロ・各種詐欺など
種々多様だがその人が潜在的に持っている因縁と劫数と
その清算方法に見合った形で不幸現象が実現されます
「お前は運だけで生きている男だ」と第三者に言われると
自分は実力がない人間だと解釈する人もいますが
素直に良い事なのです
なぜなら運(徳分)が全く無い人はオギャーと生まれ落ちてすぐ
死ぬからであります
人間は徳が無いと生きられない生物であり生きる事は
それだけ徳分エネルギーである「運」を使い果たしやすい
だから古今東西の各宗教では「善根功徳を積みなさい」と
一様に説いてきたのです
また人間は現世でも霊界でも神仏が作られた世界で生活する
以上 感謝の徳積みが必要不可欠であります
災禍厄難で死亡した人達は徳分がそれまでだった訳で
寿命が切れたからなのである