質問者:ハイル禅師 例えば70歳を超えて貯金二千万円がある
二組の夫婦があるとして浪費しない条件で足りる人と足りない人
の差はどこにあるのでしょうか?
私:老後二千万円問題は巷ではよく言われていますが
実はそんなになくても十分に足りる人と余分にあっても
足りない人の差は必ず出てくるのであります
勿論浪費は一切せずに普通に生活して年に一回国内旅行に行く
程度と言う条件で子供も自活出来ている前提ではあります
実は基本的に人は生まれながらの徳分や霊的借金の差があり
開運期も幼年・中年・晩年と言う様に人によって天の命数で
決められております
その上で当人が人生全般に渡って預貯金だけではなく絶え間なく
「徳」を積んできたのかどうかが非常に重要な条件になって来ます
例えば二組の夫婦で片方が前世の霊的債務1億円・もう片方が
5千万円とするとそのまま徳積みなく推移すれば前者の債務が
大きく残るので遅くとも晩年に霊界から督促が来るわけです
それが晩年にどちらかが認知症になり高額医療費が必要になったり
特別養護老人ホームを購入したらすぐ破綻したなどに具現化する
要するに預貯金の差よりもむしろ当人達の「徳の差」が重要であり
悪因縁が小さければ人生の荒波を少額でも切り抜けられるのである