質問者:ハイル禅師 肥後国に出現したとされるアマビコ・
アマビエ・アリエは同じ妖怪なのでしょうか?
私:アマビコは江戸時代後期の肥後国である現在の熊本県
の海に現れ 豊凶や疫病の流行を予言した妖怪或いは
予言獣と言われています
予言内容は「これから疫病が流行するが我の姿を張り置けば
難を逃れる」とか「これから三年は豊作が続くなど」である
アマビコ・アマビエ・アリエについては同種であり
これらは先の海中出現に由来している「神社姫」と同じ存在
なのであります
神社姫はアマビコよりも古くに肥前国に現れており
我は神社姫と語り疫病コレラ(ころり)の流行を予言したが
人魚由来の姿をしており足が三本という話もある
さらには肥後国の山中に山童(やまわらわ)が出現して
「今年から五年は五穀豊穣だが悪い疫病が流行して
多くの人が死ぬ だが我が姿を見る者は疫病を免れる」と
話している
彼らの共通点は足が三本あり人々に救いの助言や予言を
しているが悪さは一切していないという部分である
要するに神社姫がヒントになっているが彼らの本当の正体
は高級神の化身であり鳴門の神様であります
だから妖怪にもかかわらず潜在的な安心感がありコロナ危機の
現在でも護符を持ち歩く人が多いのである
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