4日目は、今回のハワイ旅行のメインイベントである「ホノルルマラソン」本番です。
毎年12月の第2日曜日に開催されるこの大会は、今回が51回目となります。
今年はフルマラソン、10Kラン&ウォーク合わせて、29,836人(内日本人9,545人)がエントリーしたそうです。
今回、○歴を記念しての初挑戦となります。
娘にもフルマラソンに一緒に出場しないかと誘ってみましたが、流石にフルは無理と断られました。
でも「10K ラン&ウォーク」にエントリーしたようです。
ちなみに10㎞のコースは全てフルマラソンと同じコースになります。
(コースマップ)
朝2時過ぎに起床。
まだ眠いのですが、パンとバナナで食事を済ませ、準備をします。
マラソンのスタートは午前5時。
ホテルからスタート地点のアラモアナ公園までは徒歩で約20分程度かかりますので、3時30分過ぎに出発。
大勢のマラソン出場者と一緒に、まだ暗い中、歩いて行き、4時頃に到着しました。
再度、トイレ等を済ませ、軽いストレッチを行い、スタート地点へ。
スタートエリアはゼッケンの色で決まっており、当然、娘のスタートエリアは私の場所よりも後方になっていました。
元々、高低差が大きいこの大会は記録が出にくいと言われているようです。
(記録とは無縁ですが・・・)今回は、タイムよりも景色や地元の人との触れ合いを楽しんで完走しようと思っていましたので、10㎞までは娘と一緒に走ることにして、スタート地点も娘の場所から一緒にスタートすることにしました。
国歌や州歌の演奏のあと、午前5時に打ち上げ花火が上がるのと同時にスタート!
スタート地点を過ぎるまでに十数分かかりましたが、まだ花火は上がっていました。
ゆっくりと娘のペースで走っていきます。
まずは西へダウンタウンに向かいます。
そこから折り返して、アラモアナセンターに戻ってきます。
途中5㎞地点では、「小島よしお」さんと一緒になり話をする機会がありました。
カラカウア通りのホテル街ではまだ暗い中、沢山の人が声援をくれます。
この辺りで奥さんが待っているはずでしたので、探しながら走っていると、無事に見つけることができました。
ここで一旦立ち止まって娘との2ショットの記念撮影をしてもらいました!
が・・・、後で判明するのですが、何とスマホの写真は撮影できていなかったようです・・・。
そんなことは知らずに走り続けます。
カラカウア通りを抜け、10㎞のフィニッシュ地点である「カピオラニ公園」が近づきます。
ここまで、娘も歩くことなく、頑張って走り続けています。
間もなくゴールということで、さらに元気が出たようです。
10㎞のゴール地点。
ここで娘とはお別れで、後は一人で残り32㎞を走ります。
娘は無事に「完走」しました。
ダイヤモンドヘッド付近は上り坂が続きます。
美しい海から朝日が昇るころです。
急激な下り坂を走っていくと正面に、きれいな朝日が見えました!
この後は長いハイウェイの一本道
折り返しのランナーとすれ違います。
この頃から暑さを感じるようになりました。
熱中症対策もあり、エイド・ステーションでは必ず「水」や「ゲータレード」を飲むようにします。
あと、自前のゼリーを持っていたのですが、2ヶ所ほど「ゼリー」を配っているところがありましたので、いただきました。
閑静な住宅街ではご家族の声援がとても励みになりました。
ハーフ地点を過ぎて、折り返しの「ハワイ・カイ」が近づきます。
この辺りになると、少しお腹も空いてきたころですが、ホノルルマラソンでは「給水」はあっても「給食」はありません。
と思っていたら、「天使のそうめん」の看板が!
いただきます!
コップの中にはそうめんの「つゆ」と少量の「そうめん」が入っていました。
これで生き返ったような気持ちになりました。ありがとうございました!
後で聞くと、これは給食ではなく、具(そうめん)が入った「つゆ」を飲むという給水だそうです。
(どっちにしてもありがたい1品でした)
残り10㎞まで来ました。
最後の力を振り絞って走ります。
ダイヤモンドヘッドが近づいてくるとここでも緩やかな上り坂が続きます。
ここが最後の難関のようです。
無理はせず、ゆっくりと走り(上り)続けます。
ここを超えて、ラストはフィニッシュ地点の「カピオラニ公園」までは下り坂が続きます。
最後は両側の多くの人の声援で先ほどまでの苦しさも忘れて、ゴールまで走り抜けることができました。
ついにゴール!
無事に完走することができました。
フィニッシュエリアでは、完走記念の「メダル」と「フィニッシャーTシャツ」を受け取ります。
(受け取ったのがこれ)
ゴール地点には娘と奥さんも来てくれていたので、ここでも記念撮影です。
(ここで、マラソン中にホテル街で撮影した写真が撮れていなかったことを知りました・・・。)
娘と一緒に走ったこと。
ボランティアや地元の方の温かい声援。
きれいな海や景色。
この感動体験をプレゼントしてくれた娘に大感謝です!