このブログを開設して7年が過ぎました。
今回の投稿が400本目にあたります。
1本目の投稿が「九州国立博物館」の展覧会を訪れたという内容だったのですが、今回も同じく「九州国立博物館」の展覧会の話題となります。

今回観てきたのは「はにわ展」です。

埴輪とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形で、その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼるそうです。
古墳時代の350年間、時期や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。
なかでも国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品で、この埴輪が国宝に指定されてから2024年に50周年を迎えたこと、そして九州国立博物館が2025年に開館20周年を迎えることを記念して、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が集結したのが今回の特別展です。
さらに今回、史上初めて「埴輪 挂甲の武人」5体が勢揃いしたそうです!
(説明はHPより引用)
この日は休日ということもあり、大勢の見学者で賑わっていました。
「埴輪」がここまで人気とは思っていませんでした。
失礼しました・・・。
館内は写真撮影がOKなところとNGのところがありましたので、OKのところでは撮影させていただきました。
最初に出迎えてくれたのが「踊る人々」という埴輪でした。

人の形以外にも「動物」の埴輪や舟の埴輪もありました。

(馬)

(猿)

(舟)
そして、初めて5体が揃った「挂甲の武人」がこれです。

(HPより拝借)
「挂甲」とは古代の甲よろいの一種で、革や鉄板の小札を革紐や組み糸で綴じ合わせ、身体を防御する騎兵用の武具で、その甲冑で全身を固めた武人です。
古墳時代6世紀のもので、群馬県で出土したこの5体は、それぞれ「東京博物館」など別の場所に所蔵されており、1体は今回の展示のためアメリカ、シアトルから”来日”したそうです。
実際に展示されていたの5体の画像はこれです。

この特別展を見た後、太宰府天満宮に参拝しました。
太宰府の梅は、現在は7分咲きのようですが、この時は、残念ながら、寒波の影響なのかまだ全くと言っていいほど、咲いていませんでした。

そんな中、「飛梅」が二輪ほど咲いているのを見つけました。