西安は中国近代史でも登場する、有名なものは”西安事件”張学良・楊虎城らによる蒋介石監禁事件です。それに学生時代に読んだエドガー・スノーの「中国の赤い星」に出てくる延安も近い。井崗山から国民党軍の包囲網を突破して当ても無く西進することに始まった長征が延安で終り、共産党の指導者毛沢東、周恩来、朱徳、劉少奇などが過ごした地が延安である。長征と呼ばれている国民党からの逃避行というか撤退作戦は、機械工具をはじめミシンや家財道具など一切合財背を負っての行動なので三国志演義を思い出させるような物語であった。
延安は中国革命の聖地となっている。西安から近いとはいえ300Kmほど離れているのでチョイと行くわけにはいかない。ある日滞在しているホテル内の旅行社のポスターが目に付いた。観光ツアー募集なのだが延安1泊旅行もある。費用は460元とある、内容を聞くと各観光施設の入場料、交通費、宿泊費を含んでいるが食費は別とのこと。日円で8千円か・・かれこれ1万円は掛かるだろうとウミヤミーしたが、このチャンスを逃がすと二度と行けそうも無いので参加することを決意した。
1泊旅行だが、カリキュラムに組まれている土曜の観光に参加せずに翌日曜との二日間で延安へ行けば授業にも差し支えない。
詳しく話を聞くつもりだったが言葉の壁があって、私も旅行社の人もサジを投げた感じで内容の説明を理解することなく契約し金を払う。理解できたことは、外国人向けの外国語によるガイドの説明は無い、というのと食事は含まれていないということだけだった。延安の風景やヤオトン(洞穴住居)を見るのが目的なので説明は無くても眼で見れば分かるでしょうし、食事も食堂があれば何か食べることができるだろうと気にしないことにした。
朝8時に迎えが来ると聞いてゆっくりしていたら電話があり7時半に行くという、ロビーで待っているとマイクロバスが迎えに来た。まだ市内を走っている時”延安へ行く西佳大廈から乗った人(私のこと)は○○番”とガイドが何か言うが意味が分からない、今夜のホテルの部屋の番号なのかな。暫らく走りホテルから客を乗せながら或る駐車場に入った、何台かバスが停まっており、また到着する。飽きるほど待っていても出発しない、すると別のガイドが何やら呼び出しをしている、延安というのと泊まっていたホテル名の西佳大廈という言葉が聞こえたので手を上げると荷物を持って付いて来いと別のマイクロバスに案内された。
各ホテルから客をピクアップしここで客を行く先別に振り分けているのだ。マイクロバスは満席で私のザックを置くスペースも無い。若い中国人が詰めて足元にザックを置くスペースを作ってくれた。
私が乗るのを待って出発した。マイクロバスは20数名のツアー客で身動きができないほどキツイ、座席下の足元にもバッグが置かれているので足を伸ばすこともできず窮屈この上ない。飛行場も過ぎて北へ向かってバスは走る。
写真は、旅行社のツアー募集で一番下が延安です。
前日掲載した写真の壷口瀑布も見えます。
延安は中国革命の聖地となっている。西安から近いとはいえ300Kmほど離れているのでチョイと行くわけにはいかない。ある日滞在しているホテル内の旅行社のポスターが目に付いた。観光ツアー募集なのだが延安1泊旅行もある。費用は460元とある、内容を聞くと各観光施設の入場料、交通費、宿泊費を含んでいるが食費は別とのこと。日円で8千円か・・かれこれ1万円は掛かるだろうとウミヤミーしたが、このチャンスを逃がすと二度と行けそうも無いので参加することを決意した。
1泊旅行だが、カリキュラムに組まれている土曜の観光に参加せずに翌日曜との二日間で延安へ行けば授業にも差し支えない。
詳しく話を聞くつもりだったが言葉の壁があって、私も旅行社の人もサジを投げた感じで内容の説明を理解することなく契約し金を払う。理解できたことは、外国人向けの外国語によるガイドの説明は無い、というのと食事は含まれていないということだけだった。延安の風景やヤオトン(洞穴住居)を見るのが目的なので説明は無くても眼で見れば分かるでしょうし、食事も食堂があれば何か食べることができるだろうと気にしないことにした。
朝8時に迎えが来ると聞いてゆっくりしていたら電話があり7時半に行くという、ロビーで待っているとマイクロバスが迎えに来た。まだ市内を走っている時”延安へ行く西佳大廈から乗った人(私のこと)は○○番”とガイドが何か言うが意味が分からない、今夜のホテルの部屋の番号なのかな。暫らく走りホテルから客を乗せながら或る駐車場に入った、何台かバスが停まっており、また到着する。飽きるほど待っていても出発しない、すると別のガイドが何やら呼び出しをしている、延安というのと泊まっていたホテル名の西佳大廈という言葉が聞こえたので手を上げると荷物を持って付いて来いと別のマイクロバスに案内された。
各ホテルから客をピクアップしここで客を行く先別に振り分けているのだ。マイクロバスは満席で私のザックを置くスペースも無い。若い中国人が詰めて足元にザックを置くスペースを作ってくれた。
私が乗るのを待って出発した。マイクロバスは20数名のツアー客で身動きができないほどキツイ、座席下の足元にもバッグが置かれているので足を伸ばすこともできず窮屈この上ない。飛行場も過ぎて北へ向かってバスは走る。
写真は、旅行社のツアー募集で一番下が延安です。
前日掲載した写真の壷口瀑布も見えます。