早いもので今日で7月も終わり。
毎日のように目にするマンゴーや、島バナナ、ドラゴンフルーツなどは沖永良部島の夏場の農産物としては当たり前になってきました。
果樹と言えば、有機栽培や自然環境保護にご尽力なされ 独学で果樹栽培に取り組み、ビワやタンカンなどを次々と商品化に導いた『朝戸貞造』元町会議員を忘れてはなるまい。
今でこそ果樹栽培は当たり前の農作物になっていますが、ここにたどり着くまで朝戸貞造氏の先駆的発想と新品目に取り組み悪戦苦闘の日々があればこそ!
と、、マンゴーやタンカン、ドラゴンフルーツなどのトロピカルなフルーツを見るたび、故朝戸氏に対し感謝の念が絶えない。
又、同氏は自然環境を守る為にも尽力し『NPOみどりの郷えらぶ』の代表も務めた(既に解散団体)
そして、戦後奄美で初めて木造校舎建設にこぎつけた。
朝戸貞造氏は、議会議員をしており、木造校舎建設には慎重な行政を『教育には、心身が癒され心穏やかな環境 木造校舎でないといけない!』との信念を最後まで持ち続け、遂に内城小学校が木造校舎として建築されたのである。
このように、毎朝 木造校舎を眺め、マンゴーや島バナナなどを目にするたび、情熱的でフロンティア精神旺盛な先輩を想い出すことしきり。
朝戸貞造先輩、この島に 果樹産業を導入してくれてありがとうございます。
花の島、さとうきびの島、馬鈴しょの島、そして熱帯果樹の島になりましたね。