桃の節句なのに、娘でなく息子がやって来ました。
長男は、間も無くアメリカ留学へ旅立ちます。
出発前に、暫く親子で話ができました。
とても印象深かったので、書き記しておこうと思いマス。
父 『 お前ら、俺達が離婚した後、グレずによく自分を見失なわなかったナ 』
子 『 そんな暇なかったヨ 』
父 『 俺もグレたらグレたで、正直それまでの息子だったんだなと思ったヨ 』
子 『 俺、長男だったし弟がすぐ下にいたから頑張れたと思う 』
父 『 それってこの前、次男にも聞いたら同じ事言ってたヨ 』
子 『 俺も響ごう(次男)には負けたくないと思ってた 』
父 『 年子の兄弟は良きライバル にもなってたんだネ 』
子 『 そーだネ 、でも結局俺響には叶わなかったヨ 』
父 『 勝負なんてまだまだつかないよ 、まだ同じスタートしたばっかだヨ 』
子 『 そうかなァ~? 』
父 『 そーサ! 』
子 『 ウン 』
父 『 弟妹や母の事考えているダケ、 今はむしろお前の方が偉いんじゃないか
俺お前には感謝してるモン 』
私はこの長男に 『 蔵人 』 と書いて クラト と名付けました。
いよいよこの春、国際デビューを果たし、 クロード になります。