元気が一番!

2011-03-20 | Photo`s

 

           雨ニモマケズ の一節  by  宮沢賢治/岩手県出身     

       

       雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 

       慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている

       一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ

       あらゆることを自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず

       野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋に住み

       東に病気の子供あれば行って看病してやり

       西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い

       南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい

       北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい

       日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き

       みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず

       そういうものに わたしはなりたい