民は依らしむべし、知らしむべからず

2011-03-21 | R日記

 

 

 

  日本では江戸時代から、「民は依らしむべし、知らしむべからず」 という武士思想がありました。

  今の言葉に直せば、「国民は愚かであるから本当の情報は教えてはならない、

  そしてお上に依存させておくのが一番のよい統治法である」 というような意味でしょう。

  でも、この言葉の本当の意味は、「民は確かに愚かな所にある故、統治者は民を善導し、

  民が安心して暮らせる治世を行わなくてはならない。」 と言う論語の孔子の言葉です。

 

  今の国家権力を握った者が考える、「支配と統治の為には決して情報を与えず従わせておけ」

  という意味ではなかったハズです。

 

 

  しかし、東日本大地震で起きた福島原発の事態は、まさに国民を愚弄した情報統制が

  敷かれているかの如くです。 ・・・ 女の直感

 

                  本当に大丈夫なんでしょうか?

 

  【大丈夫】 という単語には3人の知恵が入っている! という twit を拝見してなるほど、

  と感心しましたが、放射能という目に見えない悪魔と対峙して、完全勝利を収めた人類が

  歴史上本当に存在したのでしょうか?

 

  確かに、西日本のスーパーマーケットにはモノが足りない状態ではありません。

  私もHも買い溜めという愚かな行為には走りません。

 

  戦後65年、日本人に失われてしまった武士道が、今回の大災害が国民に更なる不幸を与える

  人災となってしまう結果にならないよう私達も監視を強化しなければなりません。