Oracle RACとCockroachDBどちらが良いか？
Oracle RAC（Real Application Clusters）
Oracle RAC
特長:
- 高可用性とスケーラビリティ: 複数のノードでデータベースをクラスター化し、
障害が発生してもシステムが継続的に稼働できます。 - ACIDトランザクション: データの一貫性と整合性を強く保証します。
- 強力なサポート: エンタープライズ向けのサポートと多機能な管理ツールが提供され
ます。 - 実績: 多くの大企業での導入実績があり、信頼性が高いです。
適用シナリオ:
- 大規模なエンタープライズシステムでの利用。
- 高い可用性とデータ整合性が必要な金融システムやミッションクリ
ティカルなアプリケーション。
CockroachDB
特長:
- 分散型データベース: グローバルに分散したクラスタで動作し、
スケールアウトが容易です。 - 自動シャーディングとリバランシング: データの自動分散と再配置が可能で、管理が簡便です。
- 高可用性と耐障害性: ノード障害に対して自動的にフェイルオーバーし、
継続的に利用可能です。 - ACIDトランザクション: 強い一貫性を持つトランザクションを提供。
適用シナリオ:
- グローバルに分散したシステムでの利用。
- クラウドネイティブアプリケーションやスケールアウトが求められ
るモダンなシステム。
結論
- 高可用性とトランザクションの整合性を求めるエンタープライズ環
境 には、Oracle RACが適しています。 - スケールアウト性能とグローバル分散を重視するクラウドネイティ
ブな環境 には、CockroachDBが向いています。
具体的なシステム要件や予算、
俺は耐障害に関してはCockroachDBが良い、セキュリティに関してはOracle RACが良いと思った。
気持ちはCockroachDBに完全に傾いている。やはり、オープンソースで無料であることが大きい。
